Crazy Rocksが開発し、PlayWay S.A.が手がけ2023年3月8日にSteamでリリースされた『Contraband Police』が、現在セール中です。通常価格3,499円のところ、11月27日までの期間限定で55%オフの1,574円となっています。
本作は1981年、架空の共産主義国「アカーリスト人民共和国」の山岳地帯にある国境警備隊に配属された若き将校訓練生となり、日々の検査業務を担当するシミュレーションアドベンチャーです。密輸、汚職、偽造が日常茶飯事の国境地帯で、党による監視の目をかいくぐりながら職務をまっとうしていくことになります。
国境検問所の日常業務をシミュレート
『Contraband Police』のゲームプレイの中心となるのは、入国者の書類チェックと荷物検査です。有効な書類一式を所持しているか、パスポートや査証に偽造がないか、提示された荷物が申告内容と一致しているかを確認する作業がメインとなります。
一見すると単調に思える検査業務ですが、ゲームは次第に複雑化していきます。疑わしい旅行者、矛盾した証言、隠された危険物——こうした要素が積み重なるにつれ、単なる書類確認ではなく、真実を見抜く判断力が求められるようになるのです。
物語の進行とともに、仲間の死亡事件が引き金となり、国境での状況はエスカレートしていきます。あなたの行動がすべて党によって監視されている緊張感の中で、何が正義で何が生き残る道なのかが問われることになります。
腐敗と監視の中での選択
本作の特徴は、単なる検査官のシミュレーターに留まらない点にあります。汚職の誘い、上司からの圧力、個人的な野心——様々な選択肢が提示される中で、あなたはどう行動するのかが問われます。
上司の尊敬を集めるために違法行為に手を染めるのか、それとも正義を貫いて危険に身を置くのか。その選択が物語の進行と結末に影響を与える仕組みになっており、複数のプレイスルーが異なる経験をもたらすでしょう。
冷戦時代の緊張感を背景に、個人の倫理と組織への忠誠が葛藤する物語は、単なるゲーム体験を超えた問題提起となっています。
セール情報と日本語対応
『Contraband Police』は現在、通常価格3,499円から55%オフの1,574円で販売中です。セール期間は11月27日までとなっており、記事執筆時点では約2週間の期間が残されています。
日本語に対応しており、インターフェイスと字幕が日本語化されているため、英語が苦手なプレイヤーでも物語の展開を追いやすくなっています。
政治的な背景を持つこのシミュレーションアドベンチャーは、単なるゲーム性だけでなく、時代背景や選択肢の重みを感じさせる作品です。冷戦期の東欧を舞台にした緊張感ある物語を、お手頃な価格で体験するチャンスは限られています。
『Contraband Police』
- 配信日：2023年03月08日
- 対応プラットフォーム：PC（Steam）
- 価格： 3,499円（税込）
- 開発：Crazy Rocks
- パブリッシャー：PlayWay S.A.
- 日本語対応：あり（インターフェース, 字幕）
その他のスクリーンショットや公式トレーラー
システム要件
最小動作環境
- 最低: 64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です
- OS: Windows 10 (64-bit versions only)
- プロセッサー: Intel Core i5-6600 @ 3.3 GHz or AMD Ryzen 5 1600 @ 3.2 GHz or equivalent
- メモリー: 12 GB RAM
- グラフィック: NVIDIA GeForce GTX 1050 or AMD RX 560 (3GB VRAM with Shader Model 5.0 or better)
- DirectX: Version 11
- ストレージ: 12 GB の空き容量
推奨動作環境
- 推奨: 64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です
- OS: Windows 10 (64-bit versions only)
- プロセッサー: Intel Core i7-9700 @ 3.6 GHz or AMD Ryzen 5 3600 @ 3.6 GHz or equivalent
- メモリー: 16 GB RAM
- グラフィック: NVIDIA GeForce RTX 2060 or AMD Radeon RX 5700 (6GB VRAM with Shader Model 5.0 or better)
- DirectX: Version 11
- ストレージ: 12 GB の空き容量