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列車の車掌になり乗客を監視する独裁シミュレーション『Beholder: Conductor』が44%オフセールで896円! プレイヤーの選択で物語が分岐

 Alawarが2025年4月23日にリリースした監視・支配がテーマの『Beholder』シリーズのスピンオフ『Beholder: Conductor』が、通常価格1,600円のところ、11月26日までセール中で44%オフの896円で購入可能です。

 本作でプレイヤーは伝説の列車「デターミナイション・ブリンガー」の車掌となり、乗客の監視や当局への報告を通じて秩序を維持します。

列車の秩序を支配する車掌の役割

 本作の舞台は、国内の都市間を走る「デターミナイション・ブリンガー」という列車です。プレイヤーはこの車両の車掌として、乗客全員を監視し、無賃乗車者や違法な荷物を持つ者を特定する任務に当たります。与えられた道具は「報告」「脅迫」「調査」「追放」の4つ。これらをどう使うかは、プレイヤーの判断に委ねられています。

 怪しい乗客を見つけたら、荷物検査を実施して違法なものを発見し、当局に報告することになります。ただし、報告の内容や対象をどこまで厳しくするかは、プレイヤーの忠義心次第。すべてを報告するのか、それとも見て見ぬふりをするのか、その選択が物語を分岐させるようです。

車両へのアクセスと同僚の監視

 ゲームが進むにつれ、食堂車やVIP専用車両など、より高級な車両へのアクセス権を獲得できます。これらの車両には高級官僚や大企業の社長が乗車しており、プレイヤーはそこで新たな調査対象を発見することになるでしょう。

 興味深いことに、同僚の車掌たちも監視対象になります。彼らが違法な物品を隠し持っていないか、あるいは裏金を得ていないかを確認し、その証拠を当局に提出することも任務の一部となるようです。

選択と道徳的ジレンマ

 『Beholder: Conductor』は単なる監視ゲームではなく、プレイヤーの倫理的判断を問う作品です。すべての乗客を厳しく監視して報告すれば、当局の評価は上がるでしょう。しかし、その過程で無実の者を陥れたり、家族を引き離したりする可能性もあります。

 報告の機密度合いは「君の忠義心にのみ決められる」というゲーム説明は、この葛藤の本質を表しています。独裁体制下での職務と人間的良心の間で揺れるプレイヤーの選択が、ゲーム世界の未来を左右することになるのです。

日本語対応とセール情報

 本作はインターフェイスと字幕が日本語に対応しており、ストーリーを日本語で楽しめます。ただし音声は英語のみとなっています。物語重視のアドベンチャーゲームだけに、字幕対応は嬉しい配慮といえるでしょう。

 11月26日までのセール期間中、通常価格1,600円から44%オフの896円で購入可能です。独裁シミュレーションというニッチなテーマながら、Beholderシリーズの世界観を引き継ぐ本作は、道徳的ジレンマを描くゲームに関心のあるプレイヤーにとって注目の一作。セール期間中の購入がお得です。

 『Beholder: Conductor』はPC(Steam/Windows・Mac)で現在プレイ可能です。

『Beholder: Conductor』

  • 配信日:2025年04月23日
  • 対応プラットフォーム:PC(Steam), Mac
  • 価格: 1,600円(税込)
  • 開発:Alawar
  • パブリッシャー:Alawar
  • 日本語対応:あり(インターフェース, 字幕)

その他のスクリーンショットや公式トレーラー

システム要件

最小動作環境

  • 最低:
  • OS: Windows 10 64 bit
  • プロセッサー: Intel(R) Core(TM) i5-4440 CPU / AMD Ryzen 5 1600
  • メモリー: 6 GB RAM
  • グラフィック: NVIDIA GeForce GTX960 / AMD Radeon RX550 / Intel HD Graphics 4600
  • ストレージ: 6 GB の空き容量
  • 追記事項: Stay Hydrated

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