Z-Tech Studioが2025年7月3日にSteam向けにリリースしたサバイバルシミュレーション『Trash Collector Simulator: Survive Edition』を紹介します。価格は235円です。
本作はホームレスの男性となり、昼間に瓶を集めて夜間の恐怖に立ち向かうサバイバルゲームです。日中は街を歩き回って瓶を探し集め、その瓶をリサイクル機で売却することで避難所の改善に充てます。しかし日が沈むと、街は一変します。不気味で超自然的な現象が現れ、プレイヤーは自分の避難所に籠もって夜明けを待つことになります。
日中の採集と夜間の恐怖
『Trash Collector Simulator: Survive Edition』の基本的な流れは単純です。朝になると避難所を出て、街を歩きながら瓶を探します。見つけた瓶はインベントリに溜め込み、リサイクル機のところへ持ち込んで現金化するわけです。その現金を使い、避難所に新しい要素を追加したり、既存の設備を強化したりできます。
昼間の採集フェーズでは、プレイヤーは比較的自由に行動できます。より多くの瓶を効率よく集めるため、街のどこを探索するか、どのルートを歩くかを判断する必要があります。一度に運べる瓶の数は限られているため、複数回に分けて採集することになるでしょう。
しかし太陽が沈むと、ゲームの雰囲気は一変します。夜間には不気味で超自然的な現象が発生するようになり、プレイヤーは避難所の中に留まって夜明けを待つしかありません。避難所が充実していれば、夜を過ごすのは楽になります。逆に何も設備がなければ、ただ暗闇の中で時が経つのを待つことになります。
瓶の価値と避難所の強化
『Trash Collector Simulator: Survive Edition』において瓶は単なるアイテムではなく、生き残るための資源です。リサイクル機で瓶を売却すれば、その対価で避難所に新しい要素を追加できます。たとえば、照明を設置して暗さを軽減したり、寝床を用意して休息の質を高めたり、防御施設を強化して夜間の脅威に対抗したりできるわけです。
毎日の採集量、毎晩の生存状況、そして避難所への投資――これらの選択がプレイヤーの運命を左右します。瓶を集めることに執着しすぎて、夜間の準備がおろそかになれば危険です。逆に避難所ばかり強化していれば、採集の時間が足りなくなるかもしれません。限られた時間と資源の中で、どのようなバランスを取るかが問われます。
避難所の強化は長期的な視点で進みます。最初は何もない空間ですが、瓶を売却するたびに少しずつ形になっていきます。その過程で、プレイヤーは自分の避難所への愛着を深めることになるでしょう。同時に、より良い避難所を作るために、より多くの瓶を集める動機も生まれます。
昼と夜の対比が生み出す緊張感
『Trash Collector Simulator: Survive Edition』の大きな特徴は、昼間と夜間のコントラストです。昼間は採集と探索の時間であり、プレイヤーは比較的安全な環境で自分のペースで行動できます。しかし夜間は一転して、不気味な現象が現れ、避難所の中に身を寄せるしかなくなります。
この昼夜の切り替わりが、ゲーム全体に緊張感をもたらします。採集中は常に「夜が来る前に避難所に戻らなければ」というプレッシャーがあります。もう少し先まで探索したい気持ちと、夜間の危険を避けたい気持ちの葛藤が生まれるわけです。
また、夜間に避難所で過ごす時間も、単なる待機ではなく、プレイヤーの心理に働きかけます。充実した避難所なら安心感があるかもしれませんが、何も設備がなければ不安は募ります。その不安こそが、翌日の採集への動機となり、ゲームループを回し続けることになります。
価格と対応状況
『Trash Collector Simulator: Survive Edition』は235円で販売中です。インターフェイスと字幕は日本語に対応していますが、音声は英語のみとなっています。
本作はアクション要素が控えめなシミュレーション体験のため、英語音声でも没入感に大きな影響は出にくいでしょう。ただし、夜間の恐怖演出は効果音や音響に頼る部分が多いと考えられるため、その雰囲気を完全に味わうには英語理解が助けになるかもしれません。
サバイバルシミュレーションとしての基本的なループ――採集、売却、強化、夜間の生存――は明確で、プレイヤーが目指すべき方向性も分かりやすいジャンルです。ただし、繰り返しプレイの中で新しい発見や変化がどの程度用意されているのかは、実際のプレイで確かめる必要があります。
『Trash Collector Simulator: Survive Edition』
- 配信日：2025年07月03日
- 対応プラットフォーム：PC（Steam）
- 価格： 235円（税込）
- 開発：Z-Tech Studio
- パブリッシャー：Z-Tech Studio
- 日本語対応：あり（インターフェース, 字幕）
その他のスクリーンショットや公式トレーラー
システム要件
最小動作環境
- 最低: 64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です
- OS: Windows 10
- プロセッサー: Intel Core i5-7400
- メモリー: 2 GB RAM
- グラフィック: NVIDIA GeForce GTX 105
- DirectX: Version 12
- ストレージ: 5400 MB の空き容量
推奨動作環境
- 推奨: 64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です
- OS: Windows 11