iolaCorp Studioは5月9日、宇宙サンドボックスゲーム『QANGA』の最新アップデート「Emerging plagues」（バージョン0.0.15）を配信しました。
このアップデートでは、新たなサングライン変異体3種類の追加、精錬所の実装、2つの大規模な新エリアなど、多岐にわたる新要素が導入されています。
太陽系全域をシームレスに探索するSFサンドボックスゲーム
『QANGA』は、2024年9月3日にPC（Steam）で早期アクセス版として配信開始されたオープンワールド宇宙探索ゲームです。
『QANGA』の最大の特徴は、ローディングなしで太陽系全域を探索できることです。プレイヤーは冷凍保存された人類がサイボーグと同期された存在として、地球、火星、金星、月、木星とその衛星、土星とその小惑星帯まで、シームレスに移動し着陸することができます。
ゲームプレイは探索と取引、契約とミッション、サバイバルと戦闘、基地建設という4つの要素で構成されており、プレイヤーは宇宙のどこにでも基地を建設でき、地球の表面にあるリフューエルタワーでは燃料補給や契約受諾、他のプレイヤーとの交流が可能です。
3種類の新たなサングライン変異体が登場
今回のアップデートでは、新たに3種類のサングライン変異体が実装されました。これらの敵は、それぞれ独自の行動パターンと戦術的な脅威を持っています。
ガスサック（Gas Sac）：以前は限定的なエリアでテスト実装されていましたが、今回完全な形で統合されました。プレイヤーの近くで爆発し、死亡時には有毒なガス雲を放出します。動きは遅いものの予測不可能で、特に狭い空間や群れで遭遇すると危険です。
フライヤー（Flyer）：空中を飛行し、急降下攻撃を仕掛けてくる変異体です。特に開けた場所では攻撃を当てるのが難しく、ショットを避けるために不規則な動きをします。脆弱ですが移動速度が速いのが特徴です。
サンドディガー（Sand Digger）：地面に潜り、奇襲攻撃を仕掛ける変異体です。地面の振動や砂塵の噴出で検知可能ですが、待ち伏せ戦術に長けています。タフで、地表での範囲攻撃も可能です。大きな前肢で身を守ることもできます。
新構造物「精錬所」と2つの大規模エリアが実装
さらに、「精錬所（Refinery）」という新しい構造物も追加されました。プレイヤーは収集した素材を精錬所に持ち込むことで、加工ボーナスを付けて販売することができます。この新しい施設は、探索や戦利品収集から最大限の利益を得るための戦略的な拠点となります。
また、2つの大規模な新エリアが実験的に実装されました。一つは植物に覆われた廃墟都市、もう一つは放棄された要塞都市です。これらはトロント近郊とモスクワ近郊で見つけることができます。開発チームは、現時点ではこれらのエリアが未完成のアセットを使用していることを明言しており、今後数か月でゲームのアートディレクションに合わせて作り直される予定です。
これらの大規模エリアに加えて、手作業で制作された小規模なロケーションもいくつか追加されました。これらは『QANGA』の将来的な環境デザインの方向性を示すものとなっています。
『QANGA』は現在PC（Steam）で早期アクセス版として配信中です。価格は2300円で、日本語には対応していないため注意してください。
システム要件
最低動作環境
- OS：Windows 10以降（64ビット必須）
- プロセッサー：i7-6800k 3.4 GHz / Ryzen 5 2600X
- メモリ：16 GB RAM
- グラフィック：Nvidia GTX 1080-ti/2070-Super、またはAMD RX 6700、同等性能およびVRAM 8GB
- DirectX：Version 12
- ネットワーク：ブロードバンドインターネット接続
- ストレージ：30 GB の空き容量
- 備考：SSDディスク推奨。ゲームは早期アクセス中で最低要件は変更される可能性があります
推奨動作環境
- OS：Windows 10以降（64ビット必須）
- プロセッサー：i7-11700k / Ryzen 7 5800X
- メモリ：32 GB RAM
- グラフィック：Nvidia GeForce RTX 3080 / Radeon RX 6900 XT
- DirectX：Version 12
- ネットワーク：ブロードバンドインターネット接続
- ストレージ：30 GB の空き容量
- 備考：M2 SSDディスク推奨。ゲームは早期アクセス中で最低要件は変更される可能性があります