
MedievalNexusは5月7日、早期アクセス配信中の中世都市建設ストラテジーゲーム『Bastide』に向けてバージョン0.8.06のアップデートを配信しました。Steamクラウドセーブへの対応や音楽・環境音の追加など、プレイ体験を向上させる内容となっています。
『Bastide』とは?
『Bastide』は、13世紀を舞台とした都市建設ストラテジーゲームです。ゲームは小さな村から始まり、他の村や盗賊、飢餓、病気、寒さなどの脅威から住民を守りながら、要塞都市へと発展させていきます。
Unreal Engine 5で開発されており、Nanite、Lumen、仮想シャドウマップ、テンポラルスーパーレゾリューションなどの最新技術を採用しています。
ゲームでは昼夜サイクルと複数の季節が存在し、住民にさまざまな仕事を割り当てて資源を集め、町を拡張していきます。
狩猟や牧畜で食料、羊毛、皮革を入手し、住民の生存と町の成長を図ります。難易度設定や敵の有無を調整できるため、リラックスして楽しみたいプレイヤーから高難易度を求めるプレイヤーまで幅広く対応しています。
最新アップデートの内容
今回のアップデートの目玉は、Steamクラウドセーブへの対応です。これにより、複数のデバイス間でのセーブデータ共有が可能となりました。
サウンド面では大幅な充実が図られています。新たに6曲の音楽トラックが追加され、木々の近くから鳥の鳴き声が聞こえるようになりました。また雷と風笛の音量が調整され、動物の足音も控えめになるなど、環境音のバランスも改善されています。
ゲームプレイ面では、商人の到着までの平均時間が短縮され、商人タイマーのセーブ・ロード機能も修正されました。また交易所で働く住民の職業割り当て問題が修正され、ゲーム開始時から正しい仕事に配置されるようになっています。
そのほかの木のナビゲーションの改善や牧場の矢印表示追加、フィールドの説明文更新などが修正されています。
その他のアップデート情報
『Bastide』は今年3月にも大型アップデートを実施しており、プロシージャル生成マップやUnreal Engine 5.5、DLSS 4への対応などが追加されています。
開発者は今後もフィードバックを基に継続的なアップデートを予定しており、将来的には地形の改変機能やバイキングの襲撃者、戦争要素なども実装予定とのことです。
『Bastide』は現在PC(Steam)向けに早期アクセス配信中で、価格は1,599円です。日本語には対応していませんが、英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語など7言語に対応しています。













システム要件
最低動作環境
- OS: Windows 10以上
- プロセッサー: AMD Ryzen 3 2200 g
- メモリ: 6 GB RAM
- グラフィック: Nvidia GeForce 970以上
- DirectX: Version 11
- ストレージ: 5 GBの空き容量
推奨動作環境
- OS: Windows 11
- プロセッサー: AMD 2600 6コア以上
- メモリ: 8 GB RAM
- グラフィック: Nvidia GeForce 1070以上
- DirectX: Version 12
- ストレージ: 5 GBの空き容量