
インディーデベロッパーのNoodleGameDevは5月24日、モンスター収集RPG『Gloamvault』の大型アップデート「b20s」を配信しました。このアップデートにより日本語に対応しました。
『Gloamvault』は、90年代ブラックメタル調の世界観で展開されるモンスター収集RPGです。プレイヤーは悪しき魔術師となり、出会った魔物を支配下に置くことができます。最大5体の魔物でパーティを組み、自動生成される迷宮の深層を目指します。
魔物同士の合成システムも大きな特徴です。レベルアップ要素の代わりに、悪しき力を用いて従えた魔物たちを好きな組み合わせで合成できます。どの魔物を合成するかや合成できる回数に制限はありませんが、同じような能力を持つもの同士で合成した場合に最も効果を発揮する一方で、そうでない魔物を合成すると引き継ぎたくない能力を受け継いでしまう可能性があります。
今回の日本語対応について開発者は、「日本からの熱視線を受け、ここ数週間『Gloamvault』を一刻も早く翻訳可能なよう調整することに力を注いできました」とコメント。日本の有志2人による翻訳とフィードバックにより実現したとのことです。
アップデート「b20s」では日本語対応のほかに、大幅なバランス調整も実施されました。開発者によると「『Gloamvault』は今までよりも手強くなりました」とのことで、強すぎた仕組みの調整がおこなわれています。魔物の支配成功率は改善された一方で、深い階層ほど相手をより弱らせる必要があるようになりました。
具体的な調整内容として、敵が召喚した魔物は支配できなくなり、一部のアイテム効果は重複しないよう変更されました。また気絶確率は最大20%まで、防御と回避確率は最大70%までの上限が設けられています。これらの変更にともない、公平性を保つためランキングがリセットされました。
そのほかの改善点として、大きな値の表示方法が変更され(例:100,000の代わりに100k)、ゲームウィンドウの基礎サイズと一部フォントの大きさが増加されました。また翻訳の負担軽減も兼ねて、謎解き扉が廃止されています。
『Gloamvault』は2025年4月30日にPC(Steam)向けにリリースされました。現在の価格は1,200円です。






システム要件
最低動作環境
- OS: Windows 10
- プロセッサ: 64ビットプロセッサが必要
- メモリ: 512 MB RAM
- グラフィック: OpenGL 3.3.0
- ストレージ: 100 MBの空き容量
推奨動作環境
- OS: Windows 10
- プロセッサ: 64ビットプロセッサが必要
- メモリ: 512 MB RAM
- グラフィック: OpenGL 3.3.0
- ストレージ: 100 MBの空き容量