
Funcomは6月10日、大規模マルチプレイサバイバルゲーム『Dune: Awakening』をPC(Steam)向けに正式リリースしました。同社によると、PlayStation版およびXbox版の発売は2026年に予定されているとのことです。
フレメンの失踪をめぐる謎を解き明かす物語
『Dune: Awakening』は、フランク・ハーバートによる壮大な世界観と、ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督およびレジェンダリー・エンターテインメントの受賞歴を誇る映画作品にインスパイアされた、過酷な惑星アラキスを舞台とする大規模マルチプレイヤーサバイバルゲームです。
ゲームの舞台では、フレメンが姿を消し、レディ・ジェシカがベネ・ゲセリットに従って女児を生んだため、ポール・アトレイデスが存在しないIFの世界が描かれています。現在は、アラキーンへの奇襲を乗り越えたレト・アトレイデス公爵が、アラキスとそこで採取される貴重な香料をめぐってハルコンネン家と熾烈な戦いを繰り広げているとのことです。
プレイヤーはフレメンの失踪の謎を解き明かすため、囚人としてアラキスに送り込まれます。謎多き砂漠の民族の足跡をたどり、無名の生存者からアトレイデス家またはハルコンネン家の諜報員へとのぼり詰め、砂漠の力の真の意味を突き止めることが目標となります。
数百人のプレイヤーが共存する永続的なワールド
『Dune: Awakening』の特徴として、数百人ものプレイヤーが同一サーバー上に共存し、交易や戦闘、政治的駆け引きを繰り広げながら、壮大なアラキスの物語を形作っていくとされています。サバイバルゲームとMMOの要素を融合した作品として、大規模な永続的没入型ワールドが楽しめるとのことです。
プレイヤーは灼熱の太陽や命を脅かす砂嵐、そして常に潜むサンドワームの脅威に耐え抜きながら、武器や防具、地上車、オーニソプターといった装備をクラフトし、個人的、また政治的にも力をつけていきます。
アトレイデス家またはハルコンネン家に加勢し、共有する世界に影響を与えるアクティビティに参加することも可能だということです。
シーズンパス付属、月額課金なしのビジネスモデル
同社は、『Dune: Awakening』について正式な製品版の購入でゲーム本編を楽しめる従来のビジネスモデルを採用しており、早期アクセス版ではないと説明しています。月額課金やマイクロトランザクションもなく、追加でDLCを購入するかどうかはプレイヤーの選択次第としています。
現在発売中のシーズンパスには、DLC「Wildlife of Arrakis」が含まれており、惑星アラキスに生きる4種の強靭な生物——サンドワーム、キロプテラ、クーロン、そしてムアッディブ——を称えるゲーム内彫像がセットになっているとのことです。
シーズンパスに含まれる残り3つのDLCは、2025年第4四半期、2026年第1四半期、そして第2四半期に順次リリースされる予定だと発表されています。
同社は今後も新コンテンツや機能、各種改善を盛り込んだ無料アップデートを継続的に提供していくとしています。
価格
『Dune: Awakening』の価格は通常版が4,990円、デラックス版が7,090円、アルティメット版が9,290円となっています。PlayStation版およびXbox版は2026年発売予定です。









システム要件
最低動作環境
- OS:Windows 10 64ビット版(またはそれ以降)
- プロセッサー:Intel Core i5-7400・AMD Ryzen 3 1200
- メモリー:16 GB RAM
- グラフィック:NVIDIA GeForce GTX 1060(6 GB)・AMD Radeon 5600XT(6 GB)
- DirectX:Version 12
- ネットワーク:ブロードバンドインターネット接続
- ストレージ:60 GB の空き容量
- 追記事項:SSDが必要です
推奨動作環境
- OS:Windows 10 64ビット版(またはそれ以降)
- プロセッサー:Intel Core i7-10700K・AMD Ryzen 5 2600X
- メモリー:16 GB RAM
- グラフィック:NVIDIA GeForce RTX 3070(8 GB)・AMD Radeon 6700XT(12 GB)
- DirectX:Version 12
- ネットワーク:ブロードバンドインターネット接続
- ストレージ:75 GB の空き容量
- 追記事項:SSDが必要です