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ファンタジーショップシミュレーター『Teddy's Haven』早期アクセス開始。魔法の島で薬草やエンチャント武器を販売、一人開発でコミュニティと共に成長目指す

 Teddy Bear Games LLCは5月7日、ファンタジーショップシミュレーター『Teddy's Haven - A Fantasy Inspired Shop Simulator』の早期アクセス版をPC(Steam)向けに配信開始しました。価格は1,500円です。

 『Teddy's Haven』は、魔法の島「ウルサ島」の端に位置する小さな魔法のお店を経営するコージーなファンタジーショップシミュレーターです。

 プレイヤーは薬草、武器、魔法のアイテムなどを専門とするお店を運営し、冒険者、放浪の魔法使い、神秘的なクリーチャーたちを迎え入れます。

魔法の島で展開されるお店経営

 ゲームの舞台となるウルサ島は、古い森、きらめく湖、忘れられた驚異に満ちた魔法の島です。島自体に静かな魔法が宿っており、プレイヤーの世話に応答し、お店が繁栄するにつれて一緒に成長していきます。

 お店を育てることで、島の秘密が徐々に明かされ、プレイヤーが行う変化によって新たな謎が展開されるとのことです。

 現在の早期アクセス版では、探索可能な世界でのコアなお店経営ループが完全に実装されています。季節イベントやデイリーイベントシステムにより世界が生き生きと感じられるほか、ゲームプレイと物語を進化させるダイナミックなワールドイベント、記憶に残る特別なNPCとの関係構築などが楽しめます。

一人開発による「制約のないビジョン」

 本作は一人の開発者によって制作されており、同社はパブリッシャーとの契約を意図的に避けたと説明しています。

 その理由について開発者は「Teddy's Havenは、ほとんどのスタジオが通常承認するよりも大きく、より快適で、より野心的なものを目指している」とし、「ジャンル全体を向上させるもの」を作りたいと述べています。

 早期アクセスにより、妥協することなくそのビジョンを追求する創作の自由を得るとしています。

継続的なアップデートで機能拡張

 そして宣言通り早期アクセス開始後も活発なアップデートが続けられており、6月14日には大型コンテンツアップデートが実施されました。

 このアップデートでは、Unreal Engine 5.4から5.5へのエンジンアップグレードが行われ、パフォーマンスの向上と将来のコンテンツ追加への準備が整えられました。新機能として魔法のジップライン、屋外の猫を保護する小屋の追加、椅子やベンチなどの装飾アイテムの配置などが含まれています。

 また、操作性の改善として、数字キーとEnterキーを使用したショッパーの返品処理の迅速化、インベントリのアルファベット順ソートと適切なフィルタリング機能なども追加されました。

 過去のアップデートでは、神話や伝承の追加、動物やマウント機能、季節システムとそれに対応する特別なショッパーの登場、三人称視点カメラなど、多岐にわたる機能拡張が実施されています。

2026年中頃の正式リリースを予定

 早期アクセス期間は約12ヶ月が予定されており、正式リリースは2026年中頃を目指しているとのことです。

 正式版では新しい探索地域、釣りや料理などのスキルベースミニゲーム、ショップのカスタマイズ拡張、時間の経過とともに展開される大規模なストーリー主導のワールドイベントなどが追加される予定です。

 価格については、早期アクセス期間中は可能な限り手頃な価格に設定されており、正式リリースに向けて新しいコンテンツや機能の追加に応じて段階的に値上げされる予定とのことです。

 『Teddy's Haven - A Fantasy Inspired Shop Simulator』はPC(Steam)向けに早期アクセス配信中。価格は1,500円となっています。

システム要件

最低動作環境

  • OS: Windows 10以降
  • プロセッサー: クアッドコア Intel または AMD、2.5 GHz以上
  • メモリー: 8 GB RAM
  • グラフィック: DirectX 11または12対応グラフィックカード(VRAM 4GB以上)
  • ストレージ: 10 GB の空き容量
  • その他: 64ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要

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