
松竹株式会社は7月3日、ホテル経営シミュレーション×恋愛アドベンチャーゲーム『ヨグ=ソトースの庭』の日本語版実装とNintendo Switch移植を発表しました。本作は2023年10月に中国語・英語版が発売され、Steamで累計販売数50万本以上、約8,500件のユーザーレビューのうち94%の好評率を獲得している注目作です。
『ヨグ=ソトースの庭』は、インディーデベロッパーBone Nailが開発したシミュレーションとアドベンチャーの要素を組み合わせた作品です。死神、ドラゴン娘、スピリットハンター、バイオロイドのメイドなど、個性豊かな人外美少女キャラクターたちが従業員として登場し、プレイヤーと一緒にホテルを経営していきます。
同社によると、各キャラクターは独自の物語を持っており、ゲームを進める中で背景を知ることも楽しみの一つとなっているとのことです。個性豊かなキャラクターとの交流や恋愛要素もあり、プレイヤーの選択によって20種類以上のエンディングを迎えることができます。
BitSummitで日本語デモを初公開

7月18日から20日まで京都市勧業館みやこめっせで開催される「BitSummit the 13th」に本作が出展されることも発表されました。松竹ブースでは日本語実装されたデモ版の先行試遊体験が可能で、日本初の公式グッズ販売やオリジナルノベルティカードの配布も予定されています。
販売予定のグッズには、キャラクターのアクリルスタンドやアクリルキーホルダーなどが含まれており、ブースに来場した方にはオリジナルノベルティカード3種のうち1種がランダムでプレゼントされます。
クトゥルフ神話要素を含む独特のゲーム性

本作は古の館を継承し、負債を背負った状況からスタートします。謎めいた客人たちが次々と訪れ、それぞれが不可思議な出来事を引き起こします。ホテル管理にくわえて、資源収集や料理、錬金術などの要素、神託システムを活用したSAN値(正気値)の管理も攻略上重要なポイントとなっています。
開発者のBone Nailは「多くの日本のファンの皆さまから日本語の翻訳についてリクエストをいただいておりましたが、様々な問題で実現していませんでした。そしてこの度、松竹株式会社の協力のもと、日本語の実装が決定しました」とコメントしています。
Steam版の日本語実装時期や価格、Nintendo Switch版の発売日については未定となっており、今後の情報は日本語公式Xアカウントで発信される予定です。
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