
Pykatellarが開発・パブリッシングを手がける一人称心理ホラーゲーム『Evil Twin』が6月24日にSteamで早期アクセス版の配信を開始しました。
科学実験の過ちが招いた悪夢

『Evil Twin』は、罪悪感、科学、そして狂気によって形作られた超現実的な煉獄に突き落とされた科学者の物語を描く一人称心理ホラーゲームです。
主人公のラン・アンは、Py King Corporationの優秀な研究者でしたが、実験的な細胞プログラミング技術を人体で直接テストするという致命的な過ちを犯し、数百万人の苦痛を引き起こしました。
自殺を図った後、彼女は自分自身が作り出したねじれた悪夢のような迷路で目を覚まします。これは彼女自身の罪悪感が生み出した煉獄であり、プレイヤーは彼女の視点から、自らが引き起こした損害を象徴的に修復する旅路を歩むことになります。
パズル要素と象徴的ストーリーテリング

ゲームプレイは不気味な環境の探索、隠された手がかりの発見、環境パズルの解決を中心としています。雰囲気、緊張感、心理的深さに重点を置いた設計となっており、『Visage』のような心理ホラー要素を持っています。
正式版では、収集したアイテムから武器を製作して敵対的な遭遇を生き抜く要素も追加される予定です。

ゲーム内に散りばめられた絵画や壁のヒントの多くはAIによって生成されており、視覚的なストーリーテリングと暗号的な手がかりの両方の役割を果たしています。すべての部屋、オブジェクト、音が物語の一部を語っており、深く観察することで真実に近づくことができます。
企業の陰謀と続編への布石

背景となるPy King Corporationは、秘密裏にラン・アンの研究に資金提供していた強力な兵器技術コングロマリットです。彼女の失踪後、企業は彼女の発見を転用して破壊的な生物兵器の開発を開始しました。実験は制御不能となり、カラナイレス島のカロ市は アンデッドに蹂躙された荒廃地と化しました。
この暗い物語の章は、続編『Evil Twin 2』で完全に描かれる予定で、プレイヤーはPy King社の野望と制御不能な科学の力がもたらす結果の真実を明らかにしていくことになります。
早期アクセス版の内容と開発計画

現在の早期アクセス版では、全6章中の第1章と第2章が体験でき、プレイ時間は約2時間となっています。開発者は2026年のクリスマスまでの早期アクセス継続を予定しており、この期間を使ってコミュニティからのフィードバック収集、ゲームプレイの改良、Flax Engineへの完全移行を行います。
正式版では、プレイ時間が2時間から10時間以上に拡張され、5倍大きなマップ、より深いナラティブコンテンツ、改良されたビジュアル、拡張されたゲームプレイシステムが実装される予定です。また、新しい探索エリア、より多くのストーリー分岐、洗練されたパズル、改良されたコントローラーサポートも追加されます。
価格・日本語対応・VRサポート
『Evil Twin』の価格は1,900円で、早期アクセス期間中も正式版でも価格は変更されない予定です。本作は日本語インターフェース、字幕に完全対応しています。
システム要件
最低動作環境
- OS: 10, 11, or lastest
- プロセッサー: Intel Core i5-12600K
- メモリー: 8 GB RAM
- グラフィック: NVIDIA RTX 2080
- ストレージ: 16 GB の空き容量
- 追記事項: All System Requirements match with Released version (Build on Flax Engine) not Demo version (Unity).
推奨動作環境
- OS: 11 or lastest
- プロセッサー: Intel Core i7 10700K
- メモリー: 16 GB RAM
- グラフィック: NVIDIA RTX 4070
- ストレージ: 16 GB の空き容量
- サウンドカード: ASUS STRIX RAID PRO
- VRサポート: Occulus, Meta Quest
- 追記事項: All System Requirements match with Released version (Build on Flax Engine no need DirectX) not Demo version (Unity).