
solarsuit.gamesとPolden Publishingは8月7日、ラヴクラフト風ホラーシミュレーション『Static Dread: The Lighthouse』をSteamでリリースしました。「ラヴクラフト風の世界で『Papers, Please』のような体験」をコンセプトに開発された作品で、灯台守として船を港に導きながら不可解な恐怖と戦うゲームです。
『Papers, Please』とクトゥルフ神話が融合した異色の恐怖体験

『Static Dread: The Lighthouse』の舞台は世界規模の災害後の混乱した世界。プレイヤーは古代の灯台に派遣された灯台守となり、通過する船を無線で港に導く任務を担います。
しかし夜ごとに任務は危険を増していき、船乗りたちは科学では説明できない存在との遭遇を報告し始めます。遠い海域から戻ってくる船は無人となり、乗組員は跡形もなく消えているという恐ろしい状況に直面することになります。

ゲームシステムは『Papers, Please』のような倫理的な判断を迫るシミュレーション要素と、クトゥルフ神話的な不可解な恐怖を組み合わせたものとなっています。プレイヤーは正気を保ちながら、愛する家族を守り、託された船を深淵から導かなければなりません。
複数のエンディングと魅惑的なストーリーテリング

『Static Dread: The Lighthouse』には複数のエンディングが用意されており、プレイヤーの選択によって物語の結末が変化します。

島の漁村では住人たちが海の神々に祈りを捧げ、死者を蘇らせる儀式を行っているという不気味な設定も用意されており、ラヴクラフト的な恐怖演出が随所に散りばめられています。
価格とセール情報、日本語対応について

『Static Dread: The Lighthouse』の通常価格は1,490円ですが、8月21日まで開催されるリリース記念セールにより25%オフの1,117円で購入できます。また、サポーターパック、サウンドトラック、ウォールペーパーを含むデジタルデラックス版も2,055円で提供されています。
残念ながら本作は日本語に対応しておらず、英語、フランス語、スペイン語、ロシア語での提供となります。
システム要件
最低動作環境
- OS: Windows OS
- プロセッサー: Intel Core i3 または同等品
- メモリー: 4 GB RAM
- グラフィック: GeForce 1050 または同等品
- ストレージ: 3 GBの空き容量
推奨動作環境
- OS: Windows OS
- プロセッサー: Intel Core i7 または同等品
- メモリー: 16 GB RAM
- グラフィック: GeForce 1070 Ti または同等品
- ストレージ: 3 GBの空き容量