
Major Parus Gamesが開発・配信するファンタジー動物園シミュレーター『Fantasy Zoo』が8月12日にSteamで正式リリースされました。本作は2022年7月から早期アクセスを開始していましたが、ついに完成版として登場です。
神話と幻想の生き物たちが暮らす動物園

『Fantasy Zoo』は、一般的なゾウやライオンの代わりに、ドラゴンやグリフィンといった神話や幻想文学に登場する生き物たちで動物園を作り上げるシミュレーションゲームです。プレイヤーは強力な魔法使いとなって、30種類の異なる幻想動物たちのための特別な動物園を建設していきます。
動物たちにはそれぞれ個性的な特徴があり、ドラゴンの炎のブレスやバジリスクの石化の視線など、通常の動物とは一味違う危険な能力を持っています。これらの特殊能力を考慮して適切な檻を設計することが重要になります。
魔法を活用した動物園運営

最大の特徴は、魔法を使った動物園管理システムです。テレポート魔法で物を移動させたり、氷の呪文で暴れる動物を落ち着かせたりできます。さらに魔法のクリスタルを使って動物の脱走を防いだり、様々な実用的な効果を発揮させることも可能です。
グリッドシステムを採用したオールドスクールスタイルの建設システムにより、自由度の高い動物園作りが楽しめます。来園者を満足させることで金収入を得て、異なる種類の職員を雇い、新しい動物を迎える前にコストを計算するといった経営要素も用意されています。
研究ツリーからサンドボックスまで対応

ゲームモードは複数用意されており、研究ツリーやチャレンジが含まれたシンプルな進行システムで段階的に楽しむことも、最初からすべてがアンロックされたサンドボックスモードで自由に建設することもできます。大金を持ってスタートして自由に建設を楽しむオプションも選択可能です。
脱走した動物との戦闘も楽しめる

動物が脱走した際には、シンプルな戦闘メカニクスが発動します。魔法や動物園スタッフを使って脱走動物を止めることもできますし、あえて暴れさせて混乱を楽しむという選択肢もあります。この「メイヘム(大混乱)」要素により、予期しない展開を楽しめるのも本作の魅力です。
価格・日本語対応状況
価格は1,000円で販売されています。ただし、現在のところ日本語には対応しておらず、英語のみのサポートとなっています。無料のデモ版も配信されているため、購入前に実際のゲームプレイを体験することができます。
システム要件
最低動作環境
- OS: Windows 10
- メモリー: 8 GB RAM