
Fallen City Studioが開発し、Eastasiasoft Limitedが配信するベルトスクロールアクション『Fallen City Brawl』が8月12日にSteamでリリースされました。80年代後半から90年代初頭のアーケードゲームにインスパイアされた、本格的な横スクロールアクションゲームです。
犯罪にまみれた街で繰り広げられる復讐劇

『Fallen City Brawl』の舞台となるのは犯罪がはびこるフォールンシティ。地下世界の覇権を巡る血みどろな戦いが激化する中、見知らぬ他人同士だった4人の戦士が力を合わせて生き残り、ストリートを取り戻すために立ち上がります。
それぞれが異なる動機と過去を持つ4人は、戦いの中で正義と絆が試されながら、運命を決する最後の対決へと向かっていきます。

物語は激しい横スクロールのピクセルアートアクションを通して語られ、野心と復讐をテーマとした重厚なストーリーが展開されます。巨大なスプライトとアニメーションの背景が死臭の立ち込める街のストリートに命を吹き込み、アニメーションカットシーンで物語を盛り上げてくれます。
狼の力を借りた戦闘システム

本作最大の特徴は、相棒のオオカミを活用した戦闘システムです。プレイヤーは狼の力を使いこなし、時には解き放って大虐殺の宴を繰り広げることができます。戦闘メカニズムには破壊的なコンボ、カウンター、エアスロー、グラップリング、パリー、必殺技、「RIOT」スーパーといった多彩な要素が盛り込まれており、ゲームに類稀な深みを提供しています。

武器システムも充実しており、パイプ、バット、ナイフ、銃、ドラム缶、チェーンソーなど様々な武器を使用できます。さらにアップグレード可能な「傭兵」のバックアップによるスペシャルアタックで画面を一掃することも可能です。
7つのステージを駆け抜けるアーケード体験

ゲームは全7つのステージで構成されており、4人のプレイ可能なキャラクターから選択してプレイできます。ソロプレイはもちろん、ローカル協力プレイで友人と一緒にバトルを楽しむこともできます。分割画面での協力プレイやRemote Play Togetherにも対応しており、様々な形で仲間と楽しめる作りになっています。
Daniel Lindholmが手がけたサウントラックが都会の騒乱を舞台とする戦いを盛り上げ、アーケードゲーム全盛期の熱い雰囲気を現代によみがえらせています。Steam実績は19個用意されており、やり込み要素も十分です。
価格・言語対応
通常価格1,700円のところ、8月27日まで10%オフの1,530円で購入可能です。また『Atomic Owl』とのバンドル版も3,255円で販売されています。コントローラーでのプレイが推奨されており、フルコントローラーサポートに対応しています。
ただし、現在のところ日本語には対応しておらず、英語のみのサポートとなっています。無料のデモ版も配信されているため、購入前に実際のゲームプレイを体験することができます。
システム要件
最低動作環境
- OS: Windows 10/11
- プロセッサー: Intel Core Duo E6600 @ 2.4GHz
- メモリー: 2 GB RAM
- グラフィック: Intel 4400, AMD Radeon HD 4650, GeForce GT 8800
- DirectX: Version 11
- ストレージ: 2 GB の空き容量