
Octeto Studios開発、PQube Gamesパブリッシャーの空中戦ターンベースRPG『Sky Oceans: Wings for Hire』が8月30日に大型アップデートを実施しました。
Steam版では2024年10月10日にリリースされ、すでに多くの修正が適用されていましたが、今回のアップデートでPS5・Xbox Series版にも同様の改善が適用され、Steam Deck対応も完璧になりました。
懐かしくて新しい、空中海賊の物語

『Sky Oceans: Wings for Hire』は、クラシックなJRPGへのオマージュ作品として作られた空中戦RPGです。主人公グレン・ウィンドウォーカーとして寄せ集めのスカイパイレーツチームを結成し、アライアンスとの戦いに挑みます。
ゲームの最大の特徴は、広大な青空を舞台にしたターンベースの空中戦です。戦略的に攻撃を計画し、刻々と変化するシナリオに合わせて戦術を変更する必要があります。飛行船のカスタマイズや資源管理も重要な要素で、キャプテンとしての采配が問われます。

スタジオジブリにインスパイアされた美しい映像と、オリジナル・オーケストラ・サウンドトラックが冒険を彩り、多様な環境と印象的なキャラクターデザインが魅力的な世界を作り上げています。
PS5・Xbox版がようやく完全版に!大型アップデートの詳細
今回のアップデートは主にコンソール版向けの改善で、Steam版やSwitch版ではすでに適用済みの修正がPS5・Xbox Series版にも導入されました。
アップデート内容は多岐にわたり、ゲームプレイの質を大幅に向上させているということです。
ストーリー進行の問題を多数修正

とくに大きい点として、ストーリー進行に関わる重大なバグが複数修正されました。たとえば、グレンがベッドに埋まってしまう問題や、キーゼル・フラクチャーでトラッシュパイレーツを18体すべて見つけられない問題などが解決されています。
また、ザブティ要塞で古代遺跡を完了した後に進行不能になる致命的なバグも修正され、安心してストーリーを進められるようになりました。サイドクエストのマーカー表示問題も解決し、クエスト進行がスムーズになっています。
戦闘システムが大幅改善

戦闘面では、敵の画像が正しく表示されない問題や、カメラが正しくキャラクターを追跡しない問題が修正されました。序盤のマシンガン攻撃の命中率が異常に低かった問題も改善され、よりバランスの取れた戦闘が楽しめます。
敵AIの改善も行われ、体力が低い時に永続的に回避し続ける問題や、ヤータナでの標的選択エラーなども解決されています。
Steam Deck対応が完璧に

Steam版では重要な改善として、Steam Deck対応が100%認証されました。これまでも動作していましたが、今回のアップデートで公式に「Steam Deck Verified」を獲得し、携帯ゲーミングデバイスでも快適にプレイできることが保証されています。
価格とシステム要件
通常価格は3,800円で、Steam版では日本語インターフェイスと字幕に対応しています。
今回のアップデートにより、コンソール版プレイヤーもようやく完全な『Sky Oceans: Wings for Hire』を楽しめるようになりました。JRPG好きで空中戦に興味がある方は、この機会にチェックしてみてはいかがでしょうか。
システム要件
最低動作環境
- OS: Windows 10
- プロセッサー: Intel Core i5
- メモリー: 4 GB RAM
- グラフィック: Nvidia GTX 960
- DirectX: Version 11
- ストレージ: 4 GB の空き容量
推奨動作環境
- OS: Windows 10
- プロセッサー: Intel Core i5
- メモリー: 4 GB RAM
- グラフィック: Nvidia GTX 960
- DirectX: Version 11
- ストレージ: 4 GB の空き容量