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悪魔の呪いと狂気の世界へ! ホラーアドベンチャー『Vlad Circus: Curse of Asmodeus』がSteamで配信開始

 Indiesruption開発、Blowfish Studios販売のホラーアドベンチャーゲーム『Vlad Circus: Curse of Asmodeus』が8月25日にSteamで配信開始されました。

 不気味なピクセルアートで描かれた恐怖の世界を舞台に、2つの平行したタイムラインを行き来しながら謎を解く独特なゲームシステムが特徴です。

記憶を失った男の悪夢のような旅路

 プレイヤーは主人公ジョセフ・ペトレスクとして、鏡と影に満ちた恐ろしい世界を探索します。

 ジョセフはヴラッド・ペトレスクの兄であり、ヴラッドサーカスの共同相続人でしたが、悲劇的な事故でひどく焼け、声を失い、記憶もなくして目覚めます。彼は失われた過去の真実を解き明かすため、過酷な旅に出ることになります。

 物語の中心には、聖書に登場する悪魔アスモデウスが人間の正気を食い物にする地獄の寄生虫として再解釈されて登場します。悪魔を浄化する唯一の方法は、火、拷問、そして悪魔が宿る肉体の苦しみの死を通してのみ可能という設定で、プレイヤーは恐ろしい真実に立ち向かうことになります。

革新的な時間軸システムで謎解きに挑戦

 『Vlad Circus: Curse of Asmodeus』の最大の特徴は、平行した時間軸を行き来する独自のゲームシステムです。プレイヤーは鏡を通り抜けて断片的な記憶を切り替え、時間軸を飛び越えることで物語の新たな層を明らかにしていきます。

 ジョセフの人生や、舞台となるサン・レーノの古い町に隠された不気味な秘密を解き明かしながら、奇妙な博物館や恐ろしい地下墓所の住人たちと関わっていくことになります。

 ジョセフが記憶の断片を取り戻すたびに日記に記録され、それぞれがパズルのピースとして機能します。プレイヤーはこれらの断片を組み合わせながら、ヴラッドサーカス、サン・レーノに住む狂信的な宗教団体、そしてアスモデウスの背後にある真実に迫っていきます。

緻密なピクセルアートが生み出す恐怖の世界

 ビジュアル面では、緻密に作り込まれたピクセルアートが印象的です。

 ダイナミックな照明とサウンドデザインが組み合わさることで、圧迫感のある閉所恐怖症的な雰囲気を演出しています。現代的な効果と組み合わされたピクセルアートスタイルが、恐怖と見当識障害の感覚を増幅させる魅惑的な視聴覚体験を生み出しています。

価格とシステム要件

 『Vlad Circus: Curse of Asmodeus』は現在Steamで2,300円で販売中です。なお、日本語には対応しておらず、英語、スペイン語、フランス語、ドイツ語でのプレイが可能となっています。

 恐怖と狂気に満ちた独特な世界観と革新的なタイムライン切り替えシステムで、従来のホラーアドベンチャーとは一線を画す体験を提供する本作。悪魔の呪いに立ち向かう勇気があるプレイヤーは、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか?

システム要件

最低動作環境

  • OS: Windows 10
  • プロセッサー: Intel i5 Quad-Core
  • メモリー: 2 GB RAM
  • グラフィック: Intel HD 4000
  • DirectX: Version 10
  • ストレージ: 2 GB の空き容量

推奨動作環境

  • OS: Windows 11
  • プロセッサー: Intel i5 Quad-Core
  • メモリー: 4 GB RAM
  • グラフィック: Intel HD 4000
  • DirectX: Version 10
  • ストレージ: 4 GB の空き容量

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