
Crit42 Studioは9月18日、レトロホラーゲームコレクション『Haunted ROM: The Lost Cartridge』をPC(Steam)向けにリリースしました。本作は1980〜90年代のクラシックホラーとレトロな美学にインスパイアされた、10本のゲームが収録された呪われたコレクション作品です。
10本のゲーム、10通りの恐怖体験

『Haunted ROM: The Lost Cartridge』は「呪われたカートリッジ」という設定のもと、それぞれ異なるジャンルとスタイルを持つ10本のレトロホラーゲームを収録しています。FPSやプラットフォーマーから、ターン制RPG、アリーナバトルまで、多彩なジャンルが一つのパッケージに詰め込まれており、ソロでも友達とでもプレイ可能です。
各ゲームは1980〜90年代の懐かしい体験に現代的なアプローチをくわえており、激しい銃撃戦から戦術的なターン制バトルまで幅広いゲームプレイを楽しめます。アーケード風のスピーディなアクションから、探索・戦略・分岐ストーリーを含む重厚な物語まで、さまざまな恐怖の形が用意されています。
失われ、破損したROMに隠された謎

これらのゲームは謎のカートリッジ内で発見されたという設定で、ただのコード以上のものが詰まったROMとして描かれています。各タイトルを繋ぐ細かな要素は、画面の向こうに広がるさらなる謎の存在をほのめかしており、歪んだ映像、壊れた音、「意図的な」バグなどが、何かが語りかけようとしている兆候として表現されています。
ゲーム内では不気味に光る目を持つブラウン管テレビや、薄汚れたコンクリートの壁といった荒廃した空間が描かれ、PS1時代を彷彿とさせるローポリゴンと低解像度テクスチャの3Dグラフィックが採用されています。CRTモニターの湾曲や走査線、ノイズなどのレトロなエフェクトが、まるで古いビデオカメラの映像を再生しているかのような没入感と不安感を同時に演出します。
多彩なゲームジャンルとビジュアル表現

収録されているゲームには、テキストアドベンチャー形式の物語展開から、グリッドベースのタクティカルRPG、ピクセルアート調の冒険ゲーム、物理演算を活用したアクションパズルまで、実にさまざまなスタイルが含まれています。
とくに印象的なのは、古めかしい机の上に羽根ペンと呪術書が置かれたカートゥーン調のシーン、焚き火を囲む信者たちが登場するカルト教団運営ゲーム、そして言葉では表現しがたい抽象的でサイケデリックなビジュアルまで、各ゲームが独自の世界観とアートスタイルを持っています。
10本すべてのゲームが最初からプレイ可能で、好きな順番で遊べる昔ながらのマルチゲームカートリッジのような設計となっており、忘れ去られたビデオレンタル店で見つけた謎のゲームを体験するような感覚を味わえます。
リリース記念セールで15%オフ
『Haunted ROM: The Lost Cartridge』は通常価格1,200円(税込)のところ、現在15%オフの1,020円(税込)でリリース記念セール中です。セール期間は9月25日までとなっており、レトロホラーゲームの詰め合わせをお得に体験できるチャンスとなっています。
ノスタルジーとデジタルホラーが交錯する呪われたライブラリで、時の彼方に失われたゲームの秘密を解き明かしてみてはいかがでしょうか。
『Haunted ROM: The Lost Cartridge』
- 配信日:2025年09月18日
- 対応プラットフォーム:PC(Steam)
- 価格: 1,200円(税込)
- 開発:Crit42 Studio
- パブリッシャー:Crit42 Studio
- 日本語対応:なし
その他のスクリーンショットや公式トレーラー





システム要件
最小動作環境
- 最低:
- プロセッサー: x86, x64 architecture with SSE2 instruction set support.
- メモリー: 6 GB RAM
- グラフィック: DX10, DX11, DX12 capable.
- ストレージ: 5 GB の空き容量