
NightByte Gamesが開発、Behaviour Interactive Inc.がパブリッシングを手がけるサンドボックスホラーゲーム『It Has My Face』が9月23日にPC(Steam)向けにリリースされました。現在早期アクセス版として配信中で、日本語にも対応しています。
究極の恐怖体験:自分の顔をしたクローンとの死闘

本作は一人称視点のホラーローグライトゲームで、プレイヤーは自分とそっくりなクローンに命を狙われる恐怖を体験します。ゲームの核心は極めてシンプルでありながら戦慄的です。あなたのクローンが人混みに紛れ込み、隙を狙ってあなたを殺そうとしているのです。
プレイヤーは誰もが敵に見えるパラノイアに打ち勝ち、自分が見つかる前にドッペルゲンガーを見つけ出さなければなりません。鏡を使って自分の姿を確認し、周囲にいる人物の中から本物のクローンを特定する緊張感は、まさに心理的ホラーの真骨頂といえるでしょう。
ローポリゴンが生み出す独特の不気味さ

本作はローポリゴンとボクセルアートスタイルを採用しており、シンプルながらも強烈な印象を残すビジュアルデザインが特徴です。赤いピクセル状のエフェクトが画面全体に散らばり、不穏で緊迫した雰囲気を効果的に演出しています。
とくに印象的なのは、培養槽のような装置の中に浮かぶ不気味な赤いクリーチャーの存在です。複数の触手や目のようなものを持つこの異形の生命体は、単なるクローンとの戦いを超えた、より深いSF的恐怖を予感させます。明るい緑色の光に満ちた研究施設のような空間は、まさに人体実験が行われているような不穏な雰囲気を醸し出しています。
戦闘とアップグレードシステム

本作では武器を使ったクローンとの戦闘が展開されます。ナイフや斧のような近接武器を駆使して、自分を狙うクローンたちを排除していくのです。戦闘後には「DNA」という通貨を使用して武器のアップグレードが可能で、攻撃距離の増加や移動速度の向上など、様々な能力強化を行えます。
このDNAという通貨設定は、クローンや遺伝子操作というゲームのテーマと見事に合致しており、プレイヤーをより深く世界観に没入させる要素となっています。RPG的な成長要素が加わることで、単なるホラー体験を超えた長期的なプレイモチベーションも提供されています。
謎に満ちたストーリーと世界観

ゲーム内では「Do you remember your past?」という問いかけが登場し、プレイヤーの記憶や過去に関する謎が示唆されています。自分のクローンがなぜ存在するのか、なぜ殺そうとするのか、そしてプレイヤー自身の正体は何なのか。これらの疑問が物語の核心を形成し、プレイヤーを謎解きへと導いていきます。
閉鎖的な実験施設のような環境設定も相まって、プレイヤーは徐々にこの恐ろしい世界の真実を解き明かしていくことになるでしょう。
リリース記念セールで手軽に体験

『It Has My Face』は通常価格1,200円のところ、現在10月7日まで10%オフの1,080円でリリース記念セールを実施中です。早期アクセス版として配信されているため、今後のアップデートでさらなるコンテンツの追加も期待できます。
自分そっくりのクローンと命をかけた戦いを繰り広げる、この独特すぎるホラー体験を手軽な価格で味わえる絶好の機会といえるでしょう。パラノイアと恐怖に満ちた世界で、果たしてあなたは生き残ることができるでしょうか?
『It Has My Face』
- 配信日:2025年09月23日
- 対応プラットフォーム:PC(Steam), Mac, Linux
- 価格: 1,200円(税込)
- 開発:NightByte Games
- パブリッシャー:Behaviour Interactive Inc.
- 日本語対応:あり(字幕)
その他のスクリーンショットや公式トレーラー

システム要件
最小動作環境
- 最低:
- OS: Windows 10
- プロセッサー: Intel i5-3570K
- メモリー: 8 GB RAM
- グラフィック: NVIDIA Geforce GTX 970
- DirectX: Version 12
- ストレージ: 2 GB の空き容量
推奨動作環境
- 推奨:
- OS: Windows 11
- プロセッサー: Intel i5-8400
- メモリー: 16 GB RAM
- グラフィック: Nvidia Geforce GTX 1070
- DirectX: Version 12
- ストレージ: 2 GB の空き容量