Take IT Studio!は2024年10月10日、異常検知要素を含むシミュレーションゲーム『Before Exit: Gas Station』をPC（Steam）向けにリリースしました。本作は日本語に対応しており、インターフェイスと字幕が日本語で表示されます。
夜勤ガソリンスタンド店員の日常と非日常
『Before Exit: Gas Station』は、ガソリンスタンドの夜勤店員として働く異常検知シミュレーションゲームです。プレイヤーは仕事場の清掃から始まり、最後のお客様への対応まで、すべての業務を完璧にこなす必要があります。しかし、この一見平凡な仕事には予想外の展開が待ち受けているのです。
本作の舞台となるガソリンスタンドは、夜の闇に包まれた田舎町に佇んでいます。蛍光灯に照らされた給油エリアと、その向こうに広がる霧深い森のコントラストが、独特の雰囲気を醸し出しています。プレイヤーは給油作業から店内の商品管理、さらには併設された修理工場での車両メンテナンスまで、多岐にわたる業務に取り組むことになります。
細部まで作り込まれたリアルな経営体験
店内では多種さまざまな商品を扱います。「HUGE DISCOUNTS」の看板を掲げたセールコーナーでは、ドリンクからスナック菓子まで豊富な品揃えを誇り、「24 HOUR SALE」や「BUY 1 GET 1 FREE」といった販促活動も展開できます。レジカウンターでは青いクジラの置物が見守る中、一日の売上を電卓で計算し、ホワイトボードに貼られた情報を確認しながら業務を進めていきます。
清掃業務も重要な要素の一つです。公衆トイレの清掃から店内の整理整頓まで、お客様に快適な空間を提供するための地道な作業が求められます。モップを手に汚れた床を磨き上げ、商品棚を整理し、すべてが完璧な状態であることを確認しなければなりません。
異常検知要素が織りなす予測不能な展開
本作の最大の特徴は、濃厚な雰囲気と予想外の展開が織りなす異常検知要素です。夜空から突然現れる巨大な顔や、霧に包まれた不気味な森での出来事など、日常の業務の中に非日常的な要素が潜んでいます。プレイヤーは常に警戒を怠らず、異常な状況に適切に対処する必要があります。
ガレージエリアでは「Sean's Auto CAR SERVICES」の看板の下、リフトで持ち上げられた古いピックアップトラックの修理作業も行います。使い込まれた工具や備品に囲まれた作業場で、お客様の車両トラブルを解決していく中で、思いがけない発見があるかもしれません。
複数回のプレイで明かされる真実
開発者によると、本作のすべての秘密を解き明かし完全に理解するには、キャンペーンを複数回プレイする必要があるとのことです。一度のプレイでは見えなかった真実が、回を重ねるごとに明らかになっていく仕組みとなっています。
白いバンに商品を積み込み、夜の道を走りながら仕入れに向かう場面では、ルーフキャリアに装着された追加ライトが冒険感を演出します。しかし、この何気ない移動の中にも、ゲームの核心に迫る重要な要素が隠されているかもしれません。
価格情報
『Before Exit: Gas Station』の価格は現在公開されていません。日本語のインターフェイスと字幕に対応しており、音声は英語となっています。
夜勤のガソリンスタンド店員として、日常と非日常が交錯する不思議な世界を体験してみてはいかがでしょうか。すべての仕事を完璧にこなし、上司に怒られることなく夜を乗り切ることができるでしょうか。
『Before Exit: Gas Station』
- 配信日：2025年10月10日
- 対応プラットフォーム：PC（Steam）
- 開発：Take IT Studio!
- パブリッシャー：Take IT Studio!
- 日本語対応：あり（インターフェース, 字幕）
その他のスクリーンショットや公式トレーラー
システム要件
最小動作環境
- 最低: 64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です
- OS: Windows 10 64bit
- プロセッサー: Intel Core i5-8400 / AMD Ryzen 5 1600
- メモリー: 8 GB RAM
- グラフィック: GeForce GTX 970 / AMD Radeon RX 580
- ストレージ: 4 GB の空き容量
- サウンドカード: DirectX compatible
推奨動作環境
- 推奨: 64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です
- OS: Windows 10 64bit
- プロセッサー: Intel 11400F / AMD Ryzen 5600X
- メモリー: 16 GB RAM
- グラフィック: GeForce RTX 2060 6GB
- サウンドカード: DirectX compatible