
Super Duper Vibesが開発・パブリッシャーを務めるアーケード型FPVドローンゲーム『Drone District』のデモが、Steam Nextフェスで配信開始されました。本作は、FPVドローンシミュレーターの難しさを感じさせない、初心者向けのアクション・レースゲームです。
FPVドローンシミュレーターは確かに奥深く面白いものですが、操作の複雑さから初心者にとっては敷居が高い傾向にあります。『Drone District』はそうした課題に対して、アーケードゲームのような親しみやすさを重視した設計にしているとのこと。複雑な学習曲線を避けながらも、ドローン操縦の楽しさを存分に味わえるバランスを目指しているそうです。
多彩なロケーションで展開するドローンレース

ゲームの舞台となるのは、南国リゾートの雰囲気を持つ「Drone District」。ビーチやビルが立ち並ぶ市街地、建設現場といったさまざまなエリアが用意されており、それぞれのロケーションでユニークなチャレンジが繰り広げられます。タイムアタックやスコアアタック、収集要素など、複数のゲームモードが組み込まれており、プレイヤーは自分のペースで様々なミッションに挑戦できるのです。
各ステージには進捗管理システムが搭載されており、現在地での完了度がリアルタイムで表示されます。探索要素も充実しており、ステージ内に隠された収集アイテムを見つけることで、ゲームへの没入感がさらに深まります。
ドローン操縦の爽快感を最大限に表現

本作の魅力の一つは、ドローンの自由度の高い移動表現にあります。広大なマップを舞台に、高速飛行による疾走感から低速での精密な操作まで、様々なプレイスタイルが実現可能です。ビーチを駆け抜けるスピード感、建設現場の複雑な構造物をくぐり抜けるスリル、街並みをゆっくり探索する楽しみなど、プレイヤーの操作によって異なるドローン体験が生まれます。
とくに注目すべきは、ドローンがレール上をグラインドするような特殊なアクションも組み込まれている点です。派手なエフェクトを伴うこのアクションは、ゲームに一層のダイナミズムをもたらし、単なる飛行シミュレーターの域を超えたエンターテインメント性を実現しています。
統一感あるビジュアルデザイン

ピンク、紫、オレンジといった暖色系を基調とした色彩設計により、全体を通じてレトロフューチャーな世界観が統一されています。夕焼けの光が建物や地面に反射する表現、ドローン本体の細部まで描き込まれたモデル、高速移動時の画面表現など、グラフィック面での完成度が高いことが伝わります。各ロケーションは異なる雰囲気を持ちながらも、統一されたビジュアルテーマの下で美しく調和しているのです。
デモで新機能を体験可能

現在Steam上で配信されているデモは、新たに改善されたバージョンです。開発チームは、プレイヤーからのフィードバックを積極的に募集しており、デモ内の「Give us feedback」ボタンから直接意見を送信できるほか、SteamコミュニティグループやDiscordでも情報交換が行われています。デモをプレイして感想を寄せることで、ゲームの今後の開発に参加することが可能です。
価格・入手方法
『Drone District』は現在、Steam上でウィッシュリスト登録が受け付けられています。デモはSteam Nextフェスで配信中であり、ゲーム本体のリリースは2025年を予定しているとのこと。本体の具体的なリリース日や価格については、今後の発表を待つ必要があります。
なお、本作は日本語には対応していません。インターフェイス、音声、字幕いずれも英語のため、ご注意ください。
『Drone District』
- 配信日:2025年
- 対応プラットフォーム:PC(Steam)
- 開発:Super Duper Vibes
- パブリッシャー:Super Duper Vibes
- 日本語対応:なし
その他のスクリーンショットや公式トレーラー


システム要件
最小動作環境
- 最低: 64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です
- OS: Windows 11
- プロセッサー: i5 3550 / RYZEN 5 2500X
- メモリー: 4 GB RAM
- グラフィック: NVIDIA GTX 1050 / AMD R9 270X
- DirectX: Version 12
- ストレージ: 1 GB の空き容量
推奨動作環境
- 推奨: 64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です