
Construct Gamesが開発・パブリッシャーを務めるアクションホラー『15分』が、Steam Nextフェスにおいてデモが配信開始されました。
本作は爆弾の時限装置が鳴る地下施設から15分以内の脱出を目指すサスペンスゲームです。
地下施設に隠された謎と異常

『15分』の舞台は、深い地下の複合施設です。目を覚ましたプレイヤーは、カウントダウンの音を聞きます。爆弾が仕掛けられているのです。電灯がちらつき、壁が呼吸するかのように蠢きます。なぜここにいるのか、どうやってここに来たのか、その記憶はありません。ただ一つ確かなことは、音楽が止まるとき、プレイヤーの時間も止まるということです。
ゲーム内では、常に変化し続ける迷路のような地下施設を探索することになります。影が歪んだ形を作り、物体が複製され、人間の顔さえ嘘をつきます。プレイヤーは見張られていることを感じますが、それが何なのか、どれほどの数なのかは不明です。この不穏な環境の中で、プレイヤーは異常を見つけ出し、脱出の道を探らなければなりません。
没入感を高めるファウンドフッテージ形式の表現

本作の特徴的な要素として、ファウンドフッテージ(POVビデオ)形式での視点表現が挙げられます。画面上部には「REC」の録画アイコンが表示され、まるで誰かが撮影した映像を見ているかのような没入感が生み出されています。限られた光源による陰影表現が、地下施設の奥行きと立体感を際立たせ、プレイヤーをその場へと引き込みます。
懐中電灯の円形の光が周囲の暗闇を強調し、視覚的な情報が制限されることで、プレイヤーの想像力と恐怖心を増幅させる演出となっています。白黒フィルターやノイズエフェクトが使用されるシーンでは、VHSのような質感がさらに没入感を深め、古びた採掘坑や機械設備のテクスチャがリアルに描写されています。
謎解き要素と探索ゲームプレイ

ゲーム内では、不可解なメッセージやホワイトボードに書かれた手書きの文字が点在しています。「LOOP OBSERVATIONS」や「ANOMALY」といった不穏なキーワードが、ストーリーの重要な手がかりとなります。プレイヤーは、これらの情報を解読しながら、何が異常で何が本当なのかを見極める必要があります。
インタラクト可能なオブジェクトは青い光でハイライトされており、次の行動を直感的に示しています。スイッチボックスやドアといった施設の構成要素が、ゲーム内での謎解きの中心となり、プレイヤーの判断と行動がストーリーの展開を左右します。
時間制限と緊張感の演出

画面右下には常に残り時間が表示され、プレイヤーに時間的な制約を意識させます。爆発のカウントダウンが迫る中、複数の選択肢や分岐が存在し、間違った判断は脱出の失敗につながります。赤い警告灯が照らされた通路や、「EXIT」の看板が見える場面では、希望と不安が入り混じった感情を呼び起こします。
バッテリー残量の表示も、リアルな焦燥感を演出する要素となっており、プレイヤーは限られたリソースの中で、効率的に謎を解き、脱出への道を切り開かなければなりません。
Steam Nextフェスでのデモ配信

現在、Steam Nextフェスにおいて『15分』のデモが配信中です。このデモを通じて、プレイヤーは本作の雰囲気やゲームシステムを事前に体験することができます。地下施設の不気味な世界観、時間制限という緊張感、そして異常を見つけ出す謎解きの楽しさを、デモの段階で感じることが可能です。
なお、本作は日本語には対応していません。インターフェイス、音声、字幕のいずれも英語のみとなっています。
『15分』
- 配信日:2025年10月23日
- 対応プラットフォーム:PC(Steam)
- 開発:Construct Games
- パブリッシャー:Construct Games
- 日本語対応:なし
その他のスクリーンショットや公式トレーラー




システム要件
最小動作環境
- 最低: 64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です
- OS: Windows 10
- プロセッサー: AMD x1700
- メモリー: 8 GB RAM
- グラフィック: Nvidia 1070 TI
- ストレージ: 10 GB の空き容量
- サウンドカード: Integrated
推奨動作環境
- 推奨: 64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です
- OS: Windows 10
- プロセッサー: AMD 5700X
- メモリー: 16 GB RAM
- グラフィック: AMD 6700XT
- ストレージ: 10 GB の空き容量
- サウンドカード: Integrated