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テーブルトークRPGの世界を再現した三人称アクションRPG『Anima Gate of Memories: I&II Remaster』がSteamでリリース。過去作品を完全リマスター

 Anima Projectが開発・Anima Publishingがパブリッシャーを務める『Anima Gate of Memories: I&II Remaster』が、11月7日にPC(Steam)向けにリリースされました。『Anima: Beyond Fantasy』のテーブルトークRPGを原作とするファンタジー世界を舞台にした三人称視点のアクションRPGです。

 本作は、過去にリリースされた『Anima: Gate of Memories』と外伝『Anima: The Nameless Chronicles』の両作を完全リマスターした作品とのこと。グラフィックとゲームプレイが向上し、統合された一つのゲームとして楽しめます。

謎の少女と呪われた不滅の魂が絡み合う物語

 舞台となるのは、『Anima: Beyond Fantasy』の世界観を再現したガイアの世界です。伝説の怪物に立ち向かう主人公と、過去の記憶を失った謎の少女、そして永遠に世界をさまよう呪われた不滅の魂——三つの運命が複雑に絡み合っていきます。

 プレイヤーの選択と行動が物語の展開に直接影響し、キャラクターたちの運命を決定づけるとのこと。当初は個別の目的で動いていた登場人物たちが、やがて予想外の方向へと進み、すべてが陰の戦争に巻き込まれていたことを知ります。意図せずも対立する陣営の中心となってしまう、深く多面的なストーリーが特徴です。

 豊かなファンタジー世界の設定は、テーブルトークRPGの原作から継承されており、単なるビジュアル面だけでなく、世界観の厚みが感じられる作りになっているようです。

スピード感あふれる戦闘と分岐するナラティブ

 ゲームプレイの中心は、スピード感あふれる戦闘システムにあります。三人称視点から繰り広げられるアクション戦闘は、敵の動きを読み、タイミング良く攻撃や回避を組み合わせるプレイが求められそうです。

 本作の大きな特徴は、プレイヤーの選択によって物語が大きく分岐する点です。同じシーンでも異なる選択肢を選べば、その後の展開が変わり、キャラクターの運命も変わっていきます。これにより、複数回のプレイを通じて異なるストーリー体験が可能になっています。

 リマスター版では、元の作品から7年以上が経過しているだけに、グラフィックの向上とゲームプレイの改善が施されているとのこと。当初のプレイヤーにとっても、新規プレイヤーにとっても、改めて『Anima』の世界に浸る好機となっているようです。

日本語対応とセール情報

 本作は日本語にも対応しています。インターフェイスと字幕が日本語化されているため、物語重視のアクションRPGだけに、日本のプレイヤーにとっても安心して楽しめる環境が整っています。

 通常価格は2,800円のところ、現在10%オフの2,520円でセール中とのこと。セール期間は11月17日までとなっており、購入を検討している方は早めのチェックをお勧めします。

 テーブルトークRPGの世界観を三人称アクションRPGで体験する試みは、原作ファンにとってはもちろん、本作が初めての『Anima』体験となるプレイヤーにとっても興味深い選択肢となりそうです。リマスター版として磨き直されたグラフィックとゲームプレイの質がどこまで当初の評価を引き継いでいるかが、発売後の反応を左右するでしょう。

『Anima Gate of Memories: I&II Remaster』

  • 配信日:2025年11月07日
  • 対応プラットフォーム:PC(Steam)
  • 価格: 2,800円(税込)
  • 開発:Anima Project
  • パブリッシャー:Anima Publishing
  • 日本語対応:あり(インターフェース, 字幕)

その他のスクリーンショットや公式トレーラー

システム要件

最小動作環境

  • 最低:
  • OS: Windows 10 version 21H1 (build 19043) or newer
  • プロセッサー: x86, x64 architecture with SSE2 instruction set support, Arm64
  • メモリー: 8 MB RAM
  • グラフィック: DX10, DX11, DX12 or Vulkan capable GPUs
  • DirectX: Version 11
  • ストレージ: 20 GB の空き容量

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