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人気脱出ゲームの続編『脱出ルームシミュレーター2』がSteamでリリース。新ロケーションと革新的なビルダーツールで一人称パズルの新境地へ

 Pine Studioは10月27日、ベストセラーの脱出ゲーム続編『脱出ルームシミュレーター2』をSteamでリリースしました。より大きく、より詳細で、より難解な部屋の数々を舞台に、複雑に入り組んだパズルを解き明かしていくアドベンチャーとなっています。

 本作は一人でも友人と一緒でも探索できるという特徴を持ち、一人称視点のパズル体験に新たな解釈をもたらすとのことです。ルームエディター2.0を使えば、独自の脱出ゲームを自由に創作することも可能です。

ドラキュラの城からスターシップEOSへ――新ロケーション3種類を収録

 『脱出ルームシミュレーター2』には、3つの異なるテーマを持つロケーションが用意されています。各ロケーションパックには4つの部屋が含まれており、脱出ゲームのエキスパートとコミュニティビルダーの協力を得て作り上げられたとのことです。

 まず「ドラキュラの城」では、暗い要塞に足を踏み入れ、その秘密を解き明かしながら町を呪いから解放するミッションに挑みます。次に「スターシップEOS」では、衝突事故で立ち往生した探査宇宙船の中で、神秘的な暗い球体からエネルギー源を回収するという設定になっています。

 そして「呪われた財宝」では、謎めいた地図を頼りに海賊島へ向かい、危険な試練を乗り越えて古代の財宝を手に入れるといった冒険が待っています。各部屋は複雑なパズルと隠された秘密に満載されており、前作よりも難度が上がっているとアピールされています。

ルームエディター2.0で創作の幅が広がる

 本作の大きな特徴の一つが、ルームエディター2.0の実装です。このツールを使うことで、プレイヤー自身が独自の脱出ゲームを作成できるようになっています。これにより、公式コンテンツだけに留まらず、コミュニティ発のオリジナル脱出ゲームが生まれる環境が整えられています。

 脱出ゲームというジャンルは、新規コンテンツの継続供給が長期的なプレイヤーベースの維持に直結するジャンルだけに、ユーザー生成コンテンツの活用は重要な施策と言えるでしょう。公式ブログによれば、リリース後さらなるコンテンツが追加予定とのことで、ビルダーツールとの組み合わせでどのような作品が生まれるかが注視されます。

価格と対応状況

 『脱出ルームシミュレーター2』は通常版が2,200円で販売中です。インターフェイスと字幕は日本語に対応していますが、音声は英語のみとなっています。テキストベースのパズル解きが中心のゲームだけに、英語音声であっても大きな支障は無さそうです。

『脱出ルームシミュレーター2』

  • 配信日:2025年10月27日
  • 対応プラットフォーム:PC(Steam), Mac
  • 価格: 2,200円(税込)
  • 開発:Pine Studio
  • パブリッシャー:Pine Studio
  • 日本語対応:あり(インターフェース, 字幕)

その他のスクリーンショットや公式トレーラー

システム要件

最小動作環境

  • 最低: 64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です
  • OS: Windows 10 version 21H1 (or newer)
  • プロセッサー: X64 architecture with SSE2 instruction set support
  • メモリー: 8 GB RAM
  • グラフィック: DX11 capable GPU (4 GB)
  • DirectX: Version 11
  • ストレージ: 20 GB の空き容量

推奨動作環境

  • 推奨: 64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です
  • OS: Windows 10 version 21H1 (or newer)
  • プロセッサー: X64 architecture with SSE2 instruction set support
  • メモリー: 16 GB RAM
  • グラフィック: DX11 capable GPU (6 GB)
  • DirectX: Version 11
  • ネットワーク: ブロードバンドインターネット接続
  • ストレージ: 40 GB の空き容量

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