
Platypus Entertainmentが開発し、Ytopiaがパブリッシャーを務める協力型サバイバルゲーム『MISERY』が、2025年10月23日にSteamでリリースされました。本作は、核災害に見舞われた秘密研究施設の周辺を舞台に、1~5人のプレイヤーが共に廃墟を探索し、資源を集め、生き残りを目指すゲームです。
ザスラヴィエ共和国に存在する秘密研究施設「SIRZEZ」を警護するPMC(民間軍事会社)の一員となるプレイヤーたちは、アノマリーとアーティファクトの研究で知られた施設の周辺で、核戦争後の過酷な環境に立ち向かうことになります。国際的な軍事ブロック間の対立がアーティファクトをめぐる紛争へと発展し、やがて核爆弾が施設を襲う――その瞬間から、サバイバルが始まるのです。
廃墟で資源を奪い合い、バンカーを築く

『MISERY』のプレイの中心となるのは、放射能に汚染された廃墟での探索と資源採集です。プレイヤーたちは自動生成される奇妙な世界を歩き回り、武器やツール、食料、建築材料といった様々なアイテムを探し出します。集めた資源はバンカーの建設やクラフトに充てられ、チーム全体の生存基盤を整えていくことになります。
ただし、廃墟は安全ではありません。アノマリーと呼ばれる異常現象、放射能に変異したモンスター、そして武装した盗賊たちが次々と立ちはだかります。こうした脅威から身を守るため、プレイヤーたちは拾った部品や素材から武器をクラフトし、互いに協力して敵に対抗する必要があります。1人では成し遂げられない目標も、チームの連携があれば達成できるという協力型サバイバルならではの緊張感が、『MISERY』の特徴です。
マルチプレイとシングルプレイの両立

本作は最大5人までの協力プレイに対応しており、フレンドと共にチームを組んで廃墟を探索することができます。同時に、ソロプレイにも対応しているため、1人で黙々とサバイバルに挑みたいプレイヤーも楽しめる設計になっています。自動生成されるマップにより、毎回異なる環境での探索が可能で、リプレイ性が高い点も魅力です。
協力型サバイバルというジャンルは、プレイヤーベースの維持とバランス調整が継続的な課題となるジャンルだけに、発売後のアップデート頻度とコンテンツ追加がどの程度のペースで進むかが重要になってくるでしょう。現在、公式ロードマップが提示されており、今後の拡張予定が明らかになっているとのことです。
日本語対応と価格情報

『MISERY』はインターフェイス、フル音声、字幕すべてが日本語で利用できます。ストーリーテキストも日本語表示に対応しているため、物語の背景にあるザスラヴィエの設定やアノマリーの謎についても、日本人プレイヤーが深く理解しながら楽しめます。
通常価格は1,200円で、PC(Steam)で現在購入可能です。協力型サバイバルの入門作としても、すでに同ジャンルを遊んでいるプレイヤーの新たな選択肢としても、手頃な価格帯で提供されています。忙しい合間に友人と数時間のセッションを重ねたいプレイヤーから、本格的なサバイバル体験を求めるプレイヤーまで、幅広い層が楽しめる設計になっているようです。
『MISERY』
- 配信日:2025年10月23日
- 対応プラットフォーム:PC(Steam)
- 価格: 1,200円(税込)
- 開発:Platypus Entertainment
- パブリッシャー:Ytopia
- 日本語対応:あり(インターフェース, フル音声, 字幕)
その他のスクリーンショットや公式トレーラー














システム要件
最小動作環境
- 最低: 64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です
- OS: Widows 10 (64-bit)
- プロセッサー: Intel Core i3 3240 CPU
- メモリー: 8 GB RAM
- グラフィック: NVIDIA GForce GTX 1650
- DirectX: Version 11
- ストレージ: 7 GB の空き容量
推奨動作環境
- 推奨: 64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です
- DirectX: Version 11
- ストレージ: 7 GB の空き容量