
CLYDE gamesは11月4日、ダークアクションアドベンチャー『罪の呪印』のをSteam向け早期アクセス配信を約6ヶ月ほど延期することになったと発表しました。
本作は、呪いに苛まれた主人公が霧に包まれた境界の地を舞台に、絶望的な世界で立ち上がるストーリーを描いた作品で、砕かれた王冠と失われた祝福、そして灰の中で囁く人々の願いという設定が、ゲーム全体の暗い雰囲気を支えています。
最高のゲームを作るために開始を延期

『罪の呪印』はパブリッシャーの「Mad Mushroom」と契約した結果、新たにゲーム制作に必要な追加のリソースを獲得。
これにより特別な作品を作り上げられる余裕ができたため、早期アクセスの開始を約6ヶ月ほど延期し、代わりに最高のゲームを作ることを目指すとのことです。
リリースの延期は非常に残念ではありますが、今後プレイテストの実施も予定されているとのことですので、興味がある方は公式ページよりDiscordに参加すると良いでしょう。
緊張感に満ちた戦闘システム

『罪の呪印』の戦闘は、敵との間合いと回避のタイミングを見極めることが中心となっています。敵のリズムを読み、その隙をついて刃を振るう――そんなシンプルながら奥深い戦闘設計が特徴です。
一度の過ちは即座に身に刻まれる。つまり、プレイヤーの選択と判断が直接キャラクターの成長や生死に反映されるということです。敵が高く掲げる儀式を打ち破るか、刃の上で別れを告げさせるか――その判断は全てプレイヤーの手に委ねられています。
回避と硬直のバランスを理解し、歩幅で距離を測ることで、戦闘の主導権を握ることができそうです。敵のモーションから次の攻撃を予測し、先手を打つ戦略性が求められる設計となっています。
呪いと絶望の世界観

ゲームの舞台は、神に見捨てられた地です。死と破滅が大地に広がり、古の祝福は微かな炎のように揺れるばかり。そんな絶望的な環境の中で、プレイヤーは何度も墜ち、忘れ去られた存在として再び立ち上がることになります。
詳細は現時点では明らかになっていませんが、この暗鬱な世界観がストーリーとゲームプレイの両面で、プレイヤーに緊張感をもたらす設計になっていそうです。
日本語対応と配信状況

『罪の呪印』はインターフェイスと字幕が日本語に対応しており、UIやストーリーテキストは日本語で表示されます。
配信日については上記で紹介したとおり約6ヶ月後となるため、予定としては2026年4月か5月あたりになると思われます。
『罪の呪印』
- 配信日:近日登場
- 対応プラットフォーム:PC(Steam), Linux
- 開発:CLYDE games
- パブリッシャー:CLYDE games
- 日本語対応:あり(インターフェース, 字幕)
その他のスクリーンショットや公式トレーラー

















システム要件
最小動作環境
- 最低: 64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です
- OS: Windows 10/11
- プロセッサー: 1.7+ GHz or better
- メモリー: 512 MB RAM
推奨動作環境
- 推奨: 64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です