
Smart Raven Studioは、戦術的なデッキ構築ゲーム『Rune Dice』のデモ版をSteam向けに配信開始しました。ダイスを投げて同じ値を合体させ、魔法のチェインリアクションを引き起こすインディーRPGです。
正式版は2026年にリリース予定となっており、デモ版は本編の内容を先行体験できる位置付けとなっています。短時間セッションでの戦術的なプレイが特徴で、ボスとの対戦を通じてゲームシステムを学べる構成になっているとのことです。
ダイスの合体と魔法の連鎖

『Rune Dice』の基本となるのは、ダイスを振って同じ値を合体させるシステムです。合体したダイスは魔法の連鎖反応を引き起こし、敵にダメージを与えます。この単純なルールの中に戦術の奥深さが隠されており、ダイスの配置やタイミングが攻略のカギを握っているとのこと。
デモ版では2つのユニークなヒーロークラスから選択でき、各クラスは異なる能力を備えています。手強い敵やボスに挑戦する過程で、自分に合ったプレイスタイルを見つけられるようになっているそうです。
シナジーを生み出すルーンとレリック

ゲームの深さを支えるのが、ルーンやレリックの組み合わせです。戦闘中に集めたこれらのアイテムをダイスと組み合わせることで、強力なシナジーが生まれます。同じシナジーを何度も引き出すことで、より強力な効果を発動させられるようになっているとのこと。
短時間セッションという制約の中で、限られた選択肢から最適な組み合わせを見つけ出す――そうした戦術的なジレンマが『Rune Dice』の中心を成しています。ローグライク要素を持つインディーRPGとしては、リプレイ性の維持が課題となるジャンルだけに、シナジーシステムの豊かさが長期的なプレイヤー獲得の鍵になりそうです。
デモ版の位置付けと正式版へ向けて

デモ版は正式版リリース前の体験版という位置付けで、ゲームの基本システムを理解するのに適した内容になっているとのこと。数回のセッションを通じて、ダイスの合体、魔法の連鎖、シナジー構築といった『Rune Dice』の全体像を把握できるようになっています。
詳細は現時点では明らかになっていませんが、正式版では追加のヒーロークラスやボス、ルーン・レリックの種類が増える可能性があります。デモ版でのプレイヤーからのフィードバックが、正式版の調整に反映されるかどうかも注視すべき点です。
対応状況と価格情報

デモ版はPC(Steam)向けに無料で配信中です。日本語インターフェイスと字幕に対応しており、日本のプレイヤーでも快適にプレイできます。
正式版『Rune Dice』は2026年にSteamでリリース予定で、価格は記事執筆時点では未発表となっています。デモ版で手応えを感じたプレイヤーは、正式版の発表情報に注目してみてください。
『Rune Dice』
- 配信日:2025年11月20日
- 対応プラットフォーム:PC(Steam)
- 価格:無料
- 開発:Smart Raven Studio
- パブリッシャー:Kwalee
- 日本語対応:あり(インターフェース, 字幕)
その他のスクリーンショットや公式トレーラー

システム要件
最小動作環境
- 最低:
- OS: Windows 7, 8/8.1, 10, 11
- プロセッサー: 2.0 Ghz
- メモリー: 2 MB RAM
- グラフィック: 1Gb Video Memory, DirectX 11 or higher
- DirectX: Version 11
- ストレージ: 300 MB の空き容量