
Infinity Pixel Gamesは12月3日、監視シミュレーション『Night Shift at the Museum』をSteam向けにリリースしました。現在通常価格1,000円のところ、12月17日まで15%オフの850円でセール中です。日本語インターフェイスと字幕に対応しています。
本作の舞台は博物館の夜間。プレイヤーは夜勤の警備員として、監視カメラで異常を捕捉し、故障したシステムを修理しながら、毎時間のノルマ達成を目指します。ところが、やがて自分自身のコピー(ストアの説明文では反射との表現。反射???)が独自に動き始める――そんな奇妙な現象に直面することになるのです。
2つのモード、2つの体験
『Night Shift at the Museum』には、異なるアプローチの2つのゲームモードが用意されています。

1つ目は「観察モード」です。警備室から監視カメラをチェックし、博物館内の異常を検知して報告するのが仕事です。画面越しに状況を監視しながら、報告ノルマをこなしていく、いわば管制塔のような立場でのプレイになります。

2つ目は「巡回モード」です。こちらは博物館内を実際に歩き回り、異常の写真を撮影して報告するというアクティブなアプローチです。ただしコピーに見つかってはいけません。背後に注意を払い、隠れながら任務をこなす緊張感が求められます。
不気味な演出と段階的な恐怖

ゲーム序盤は通常の夜勤シミュレーションに見えます。異常を報告し、システムを修理し、ノルマを達成する――その繰り返しです。しかし進行するにつれ、自分のコピーが勝手に動き始めるという不気味な現象が起こります。この演出により、プレイヤーは段階的に不安感を深めることになるでしょう。

2つのモードを組み合わせることで、異なる恐怖体験が実現されています。観察モードでは画面越しの監視に徹する緊張感、巡回モードでは直接的な危機回避の緊迫感が、それぞれ異なる心理的負荷を生み出します。
ホラー要素とシミュレーションの融合

本作はシミュレーション要素とホラー要素を組み合わせた珍しいジャンル構成です。監視、報告、修理といった業務的なタスク管理と、徐々に明かされる不可思議な現象とが相互に作用し、プレイヤーの没入感を高めていく仕組みになっているとみられます。
このように複合的な要素を持つゲームは、プレイヤーの期待値管理が重要になります。シミュレーション要素に惹かれたプレイヤーが、予期しないホラー展開に戸惑う可能性も考えられるだけに、ゲーム内での段階的な演出の丁寧さが評価を分ける要素となるでしょう。
セール情報と価格

『Night Shift at the Museum』は12月3日にリリース済みです。通常価格1,000円のところ、12月17日までセール中で15%オフの850円で購入できます。
日本語はインターフェイスと字幕に対応しており、ゲーム内の指示や報告内容を日本語で理解できます。音声は英語のみとなっていますが、テキストベースのシミュレーション要素が中心のため、言語の壁は低そうです。
『Night Shift at the Museum』
- 配信日:2025年12月03日
- 対応プラットフォーム:PC(Steam)
- 価格: 1,000円(税込)
- 開発:Infinity Pixel Games
- パブリッシャー:Infinity Pixel Games
- 日本語対応:あり(インターフェース, 字幕)
その他のスクリーンショットや公式トレーラー








システム要件
最小動作環境
- 最低:
- OS: Windows
- プロセッサー: Ryzen 5 1600 or Core i7-6700
- メモリー: 8 GB RAM
- グラフィック: GeForce GTX 1060 6GB or Radeon RX 580 8GB
- DirectX: Version 11
- ストレージ: 7500 MB の空き容量
- 追記事項: Minimum 6 GB Vram Graphic card
推奨動作環境
- 推奨:
- OS: Windows
- プロセッサー: R5 3600 or Intel Core i5-10400
- メモリー: 16 GB RAM
- グラフィック: RTX 2060 or RX 6600 XT
- DirectX: Version 12
- ストレージ: 7500 MB の空き容量