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『The Carcass』がSteamで発売、死んだ神の体内を舞台にしたタイピング操作のコロニーシム

The Carcassのキービジュアル。CRT風画面に緑の骸骨と赤く光る臓器

『The Carcass』は、PiqFocus Interactiveが開発・販売するタイピング操作のラヴクラフト系コロニーシミュレーターです。8月11日にSteamで発売されました。

舞台は、宇宙を漂う死んだ神の屍の内部です。手続き的に生成される解剖学的な構造をもとに、ローグライク要素のあるコロニーを築いていきます。

世界は腐敗した臓器や骨の回廊、忘れ去られた小室で構成されています。CRTの発光を再現した、レトロなターミナル風のASCII表示で描かれます。

開発元は、『Caves of Qud』『Dwarf Fortress』『Cultist Simulator』『Sunless Sea』のファンに向けた作品だと説明しています。

屍から資源を採取し、コロニーを育てるゲームの流れ

The Carcass Steamスクリーンショット1

資源として採取するのは、バイオマス、カルシウム、胆汁、神経細胞です。臓器や骨はそれぞれ資源や壁として扱われ、深く掘り進むほど得られるものが増えていきます。

生きた解剖学の上には、小室、鍛冶場、祭壇を建設できます。住民には一人ひとりに形質、技能、傷痕があり、いずれも死後まで残ります。

コロニーでは指導者が立ち上がり、派閥が形成されて衝突します。士気を維持するか、誰が誰を喰らうかを決めるかが問われます。

研究は戦闘、生産、外交、禁断の術へと分岐します。解放できる「秘奥なる変異」には、骨の鎧、精神連結、寄生体への耐性、神々を消化する能力があります。

外交では、敵対する異星種族との交渉が行えます。

戦闘では、戦士たちを骨髄の奥へ送り込み、恐怖を学んだ寄生体と戦います。眠っている間に目覚める生物から小室を守る必要もあり、死は永続的です。

物語面では、宇宙的恐怖の伝承をもとにしたラヴクラフト的なイベントが発生します。見知らぬ者が庇護を求めて訪れたり、壁の中の声が取引を持ちかけたりします。

イベントでの選択は、派閥や未来、エンディングに影響します。

五つの主要エンディングと難易度、キーボード操作

主要エンディングは「Dominion」「Symbiosis」「Awakening」「Escape」「Transcendence」の五つです。ほかに、謎めいた選択の先に四つの隠しエンディングが用意されています。

エンディングごとに求められる戦略は異なります。「New Game Plus」では、前回の勝利が引き継がれます。

難易度は「Merciful」から「Extinction」までの五段階です。永久死を採用する「Ironman」モードもあります。

操作はキーボード入力のみで、マウスは不要です。ローカライズやアクセシビリティの設定、カスタマイズ可能なターミナル表示にも対応しています。

AI生成コンテンツの使用範囲

Steamストアページには、AI生成コンテンツの使用に関する開発者の説明が掲載されています。開発者は、制作にAIツールを多用したと述べています。

開発者によると、コードは主にAIコーディングエージェントの『Claude Code』と『Codex CLI』で記述されました。アーキテクチャとシステム設計は開発者自身のもので、その後に手作業で修正とデバッグが行われています。

文章については、イベント、伝承、インターフェイスのテキストを、開発者の設定とアウトラインをもとにAIで下書きし、開発者が編集したとのことです。

英語以外のローカライズはすべてAIツールで翻訳され、自動チェックと手動チェックが行われています。

開発者の説明では、音楽は約200曲がAI音楽ツールで生成されました。効果音とボイスはAI音声ツールで生成され、ストアのアートやカプセル画像、ヘッダー画像もAI生成です。

ゲーム内のASCIIアートはAIの支援で制作され、ターミナルに合うよう手作業で補正されています。

一方、ゲームデザイン、システムと経済、世界観とエンディング、リリースに関するすべての判断はAIによるものではないと、開発者は説明しています。

プレイ中にAIが生成するコンテンツはありません。ビルドにはモデルが含まれず、ネットワーク通信も行われず、すべてのコンテンツは固定で配布されると、開発者は述べています。

価格と対応環境、ストアでの評価

価格は1,350円(税込)で、Steamストアページから購入できます。対応プラットフォームはPC(Steam)で、最低動作環境はWindows 10です。

シングルプレイヤー専用で、Steam実績、Steamクラウド、ファミリーシェアリングに対応しています。言語は日本語を含む30言語に対応しています。

同じ開発元の8作品をまとめた「PiqFocus Collection」バンドルにも、『The Carcass』が含まれています。収録タイトルは『Easy Bubbles』『Pixel Empires』『Aviarium』『Amphibarium』『Lepidarium』『Reptilarium』『Dinosaurium』『The Carcass』です。

バンドルは通常5,478.75円のところ、6%オフの5,133円で表示されています。

ストアページでは、ユーザーレビュー75件中22%が好評で、全体の評価は「やや不評」と表示されています。

開発元は、発売前の時点でSteamのウィッシュリスト登録数が25,000件に達したと説明しています。

『The Carcass』の配信情報

  • 配信日:2026年8月11日
  • 価格:1,350円(税込)
  • 対応プラットフォーム:PC(Steam)
  • 開発:PiqFocus Interactive
  • パブリッシャー:PiqFocus Interactive
  • 日本語対応:あり(字幕)

その他のスクリーンショットや公式トレーラー

システム要件

最小動作環境

  • OS: Windows 10
  • プロセッサー: Intel Core i3 または同等の AMD
  • メモリー: 4 GB RAM
  • グラフィック: 内蔵グラフィックス
  • DirectX: Version 11
  • ストレージ: 1 GB の空き容量
  • サウンドカード: DirectX 互換
  • 追記事項: ほとんどのハードウェアで 60 FPS で動作。GPU 要件が最小限のテキストベースのゲームです。

推奨動作環境

  • OS: Windows 10/11 (64-bit)
  • プロセッサー: Intel Core i5-4670 / AMD Ryzen 5 1600
  • メモリー: 8 GB RAM
  • グラフィック: NVIDIA GTX 660 / AMD Radeon HD 7850
  • DirectX: Version 11
  • ストレージ: 2 GB の空き容量
  • サウンドカード: DirectX Compatible
  • VRサポート: DirectX Compatible
  • 追記事項: For smooth performance with large colonies (500+ population) and complex simulations.

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