
人気サバイバルローグライクゲーム『Yet Another Zombie Survivors』の開発元Awesome Games Studioは4月29日、バージョン0.8.1のパブリックベータテストを開始しました。
このアップデートでは、ゲームに複数のセーブスロットが追加されるほか、新たなゲームプレイイベントや品質向上の変更が実装されています。
5つのセーブプロファイルが追加
今回のアップデートで最も大きな変更点は、5つの独立したプレイヤープロファイル(セーブスロット)が新しいメインメニュー機能から利用できるようになることです。これにより、複数のプレイスタイルを同時に進行させたり、家族や友人と同じPCでプレイする際の利便性が大幅に向上します。
また、グラフィックや表示設定がSteamクラウドではなく、使用しているデバイスごとにローカル保存されるようになります。セーブデータの仕組みが大きく変わるため、開発チームは慎重を期してパブリックベータテストとして先行公開することにしたとのことです。
新たなゲームプレイ要素の追加
新アップデートでは、ゲームプレイにも様々な新要素が追加されます。主な変更点は以下の通りです。
- 「研究ポッド」:新しい一般スキルツリーノードから利用可能になる新イベント。完了するとタグポイントのボーナスが得られます
- 爆発ダメージタイプに新効果「内破」が追加:対象に付与された他のすべてのステータス効果をリフレッシュして再適用できます
- 新しいアクセシビリティ設定「デイライトモード」:夜間ではなく昼間に戦闘が行われるように強制できます
- リロール機能が改善され、現在のパワーアップキューで以前に出現したオプションの出現率が低下します
- ゲーム終了時やプレイヤー敗北時に、マップ上のすべての「キャッシュ」アイテムが自動収集されるようになります
- 「メニューに戻る」機能が「ゲームを終了」機能に変更されました
ベータテストへの参加方法
ベータテストに参加するには、Steamクライアントで『Yet Another Zombie Survivors』を右クリックし「プロパティ」を選択。「ベータ」タブから「public-beta」オプションを選択することで参加できます。通常版に戻す場合は同じメニューから「なし」を選択します。
開発チームは、セーブファイルの変更に関する重要性を考慮して、このベータテストを約2週間(5月13日まで)実施する予定とのことです。ユーザーからのフィードバックに基づいて必要な変更や改善を行い、場合によっては一部のシステムに大幅な変更を加える可能性もあるとしています。
本作はリリース以来「非常に好評」のステータスを獲得しており、現在はSteamにて早期アクセスタイトルとして販売中。今回のベータテストをユーザーと共に進めることで、2025年に予定されている正式リリースに向けて着実に開発が進められている様子です。
『Yet Another Zombie Survivors』は現在Steamにて1,200円で販売中。購入前に体験できるデモ版も配信されています。











システム要件
最低動作環境
- OS: Windows 7/10/11
- プロセッサー: i5-4670K @ 3.40GHz または同等品
- メモリー: 8 GB RAM
- グラフィック: GeForce 970以上
- ストレージ: 3 GB の空き容量
推奨動作環境
- OS: Windows 7/10/11
- プロセッサー: AMD Ryzen 5 3600 @ 3.60 GHz または同等品
- メモリー: 8 GB RAM
- グラフィック: GeForce 2060以上
- ストレージ: 3 GB の空き容量