
Studio Élanは6月17日、百合ビジュアルノベル『A Tithe in Blood 〜血の契り〜』をPC(Steam)向けに配信開始しました。
同作は物静かな大学生が血の魔法を通じて封印された明治時代に迷い込み、大魔術師との恋に落ちる物語を描いたダークファンタジー作品です。
北海道から明治時代へ
『A Tithe in Blood 〜血の契り〜』は、雪深い北海道で学生生活を送る浅川穂花を主人公とするビジュアルノベルです。長く喪失感に苛まれていた穂花は、失われたはずの魔術である「血の魔法」に傾倒していきます。
そして封印された明治時代に迷い込んだ穂花は、そこで朗らかで聡明な大魔術師・安江と出会います。
百年ものあいだ輝かしい牢獄に囚われていた安江は、穂花を温かく迎え入れ庇護する存在となります。互いに惹かれ合い心を通わせ始める2人ですが、魔術と魔術師の禁断の世界に足を踏み入れた穂花には避けられない結末が待ち受けているとのことです。
7万単語の重厚なストーリーとオリジナル楽曲
同作のシナリオ&コンセプトはSuriko氏、キャラクターデザイン&アート制作はKobuta氏、サウンドトラックはClaire DeLuca氏が手がけています。物語のボリュームは約7万単語、15万文字相当となっており、完全オリジナルのサウンドトラックも収録されています。
なお同作には血、自傷行為、希死念慮、暴力といった内容がテキストおよびビジュアルで表現されたシーンが含まれており、開発元では苦手な方に注意を呼びかけています。
価格は通常版が1,700円、デラックスエディションが2,166円となっており、リリース記念セールとして6月24日まで20%オフの1,360円で販売されています。






システム要件
最低動作環境
- OS: Windows 7以降
- プロセッサー: 64ビットCPU(Intel、AMD、またはARM/Apple Silicon)
- メモリー: 1GB RAM
- グラフィック: OpenGL 2.0、OpenGL ES 2.0、またはDirectX 9.0対応GPU
- DirectX: Version 9.0
- ストレージ: 2GBの空き容量
推奨動作環境
- 64ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要