
Dark Point Gamesが開発・パブリッシャーを務める『Achilles: Survivor』が7月30日、Steamで正式リリースされました。古代ギリシャを舞台にした高速シングルプレイ弾幕ローグライクで、独特な建築システムと15人以上の神話の英雄が魅力の作品です。
神話の英雄アキレウスによる伝説的サバイバル

『Achilles: Survivor』では、プレイヤーはアキレウスとして、あるいはタルタロスから解き放たれた伝説の魂のひとりとして、押し寄せる敵の波に立ち向かいます。アキレウスがタルタロスから逃げ出したせいで、世界は迷い込んだ魂であふれかえっており、プレイヤーもそのひとりという設定で物語が展開されます。
ゲームの舞台は『Achilles: Legends Untold』の世界で、トロイの城壁から陽に焼かれたギリシャの海岸まで、手作業で作りこまれた4つの領域を探検できます。各マップにはユニークな目標、建築エリア、そして征服を待つ神話の脅威が待ち受けており、深く進むほど難易度は跳ね上がっていきます。
建築システムで差別化を図る戦術的バレットヘヴン

ゲームの最大の特徴は、他のサバイバー系ゲームとは一線を画す建築システムです。火炎タレットを設置し、回復の祭壇を建て、ミュルミドーン兵を召喚して戦わせることで、マップそのものが最も頼れる武器となります。
構造物は防衛手段だけでなく、敵の制圧や回復、ダメージ源として戦況を一変させる戦術ツールとして機能します。

ただし、資源には限りがあるため、賢く建てることがより長く生き延びる鍵となります。トラップを仕掛け、力を進化させ、プレイのたびに強くなっていく成長システムが、従来の弾幕ゲームに戦略性と奥深さを与えています。
15人以上の伝説的英雄と多彩なプレイスタイル

アキレウス以外にも、神話の英雄たちが続々登場し、それぞれが異なるスキルとプレイスタイルを持っています。アキレウスの剛腕による近接戦、パリスの精密な射撃、ピュティアの壊滅的な魔法、ブロンテスの圧倒的なパワーなど、多様な戦闘スタイルが楽しめます。
各エリアには毒をまき散らす獣、容赦ない遠距離アタッカー、そして一発アウトのボスたちが待ち受けており、パターンを見切り、ビルドを調整し、激しさを増すウェーブを超えて支配者と対峙する必要があります。敵は準備を待ってくれないため、即応性が生存の鍵となります。
時間を無駄にしない永続的成長システム

『Achilles: Survivor』では、死は敗北ではなく進化の一部として扱われます。チャレンジを達成して新キャラをアンロックし、宝物や「恩恵」を集めて恒久的なアップグレードを手に入れることで、敗北しても次の挑戦はより強くなって帰ってこられます。

進めば進むほど次のランが強くなる仕組みにより、プレイ時間が無駄になることがなく、常に前進している実感を得られる設計になっています。同じランは二度と来ないため、生き延びるには即応こそが鍵となります。
価格・評価・日本語対応
価格は999円で、現在各種バンドルも販売されています。『Achilles: Legends Untold』とのバンドルでは20%オフが適用されています。
日本語のインターフェイスと字幕に完全対応しており、英語、ポーランド語、フランス語、ドイツ語など計9言語をサポートしています。英語版では音声も収録されています。
システム要件
最低動作環境
- OS: Windows 10
- プロセッサー: AMD Ryzen™ 3 1200 / Intel® Core™ i3-8100
- メモリー: 8 GB RAM
- グラフィック: NVIDIA® GeForce® GTX 1050 4GB / AMD Radeon™ RX 560 4GB
- ストレージ: 2 GB の空き容量
- その他: 64ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要
推奨動作環境
- OS: Windows 10
- プロセッサー: AMD Ryzen™ 5 2600X / Intel® Core™ i5-8400
- メモリー: 16 GB RAM
- グラフィック: NVIDIA® GeForce® GTX 1660 6GB / AMD Radeon™ RX 580
- その他: 64ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要