2021年のSteamサマーセールでおすすめの500円以下のゲーム29本

Steam

 「今年もSteamサマーセールの季節がやってきたぞー!」というわけで8,000本の積みゲーを抱えており、週刊アスキーでゲームレビューも書いていた筆者が実際にプレイしたことあるゲームのなかから「これは買っておけ!」とおすすめできるワンコインゲームたちを紹介します。

 なお、アスキーでレビューを書いたことがあるゲームについてはSteamリンクの下に埋め込みリンクを入れておきます。

 もっと詳しいレビューを読みたい人はそちらを!

FTL: Faster Than Light

 ローグライクというかストラテジー好きにおすすめしたいゲームがこれ、FTL: Faster Than Light。このゲームは軍に所属する主人公が宇宙の端っこで防衛してたところ、反乱軍を見つけたので彼らに捕まらないように本部へ報告に行くというストーリー。

 ゲームの流れは燃料を消費して宇宙をワープしながら、行く先で起きる戦闘やイベントをクリアし、手に入れたアイテムで買い物をして自分の船を強化し、最終的に本部に着いて報告したら反乱軍も一緒についてきたのでなぜか強化した船で反乱軍のボスも倒すことになるというもの。

 基本的に移動をすればするほどアイテムやお金を多く稼ぐことができるが(難易度による)、あまり多く移動に時間を使っていると本部にたどり着く前に反乱軍に捕まってゲームオーバーになってしまう。

 このあたりのどこまで粘るか? 粘らず先にどんどん進むか?(と言っても船を強化してないとボス戦で死ぬけど)を判断していくところがゲームの面白さ。ギリギリまで粘りたいものの、粘っていると死ぬのがFTL: Faster Than Lightです。

 光より速く移動しながらギリギリまで稼げ!

イスカ○ダルには高確率でたどり着けなそうな宇宙探索ゲーム『FTL: Faster Than Light』:Steam - 週刊アスキー
週末じっくり遊びたいSteamゲームを紹介。第8回は、反乱軍に追われながら基地を目指す宇宙探索ローグゲーム『FTL:FasterThanLight』をレビュー。

Undertale

 「誰も死ななくていいRPG」のキャッチコピーで有名なゲーム、Undertale。なにか言ったらネタバレになってしまうので何も言えないけど神ゲーなので買ってください。

 ちなみにクリアはしてません。この情報いるのかわからんけどじつは家族にプレイさせたくてSwitch版も購入してます。

Celeste

 死にゲー。あなたのストレス耐性が試される。死んでもすぐ復活できるので死ぬことへのストレスはないのだけど、クリアできないことへのストレスはヤバイ。でもゲームとして楽しいのでやめられない。

 ゲームはセレステ山を登るというものだけど、登るだけで千回は死ぬような山に登る意味とは・・・?

60 Seconds! Reatomized

 「60秒で準備しな!」から始まるサバイバルゲーム。核爆弾が落ちてくるので、60秒のあいだに必要なものをシェルターに突っ込み(なお、食料や水以外に家族などの人間も含まれる)、そのアイテムだけで何日生きられるかを競っていく。

 何日かこもったあと家族を探索に出すことができるが、結果はランダムだし帰ってこないこともあるのでまあだいたい死にます。

 でもこういうサバイバルゲーム好きなんです。

One Finger Death Punch

 お前はもう、死んでいる。指で一発、キーを押すだけで敵を倒せるカジュアルアクションゲーム。「2」も出ているけど「1」の方が遊んでいて面白い。コンボが続くと爽快です。

 インターネット老人会の人がよってきそうだけど、小小作品好きな人は好きそう。

フォースの力も使える“小小”作品的カンフーアクション『One Finger Death Punch』:Steam - 週刊アスキー
Steamで遊びたいおすすめPCゲームを発掘して紹介。今回は『OneFingerDeathPunch』をレビュー。

Don’t Starve

 通称ドンスタ。悪魔に連れ去られた世界でサバイバルする2Dアクションゲーム。やることはもちろん木と石を拾って斧作って木を切って~のよくあるサバイバルゲームパターン。

 ただし世界観が悪魔の世界なので同じことやってるようでまったく違う楽しさを味わえる。悪魔の住む世界なんだから不思議なことがあってもいいしな!

 拡張DLCも多く出ているのでハマると500円じゃすまないけど、とりあえず初手は500円で楽しめます。

不思議な無人島で餓死せずサバイバルし続ける『Don't Starve』:Steam - 週刊アスキー
週末じっくり遊びたいSteamゲームを紹介する連載がスタート。第5回は、無人島で物資を集めて生き残るゲーム『Don'tStarve』をレビュー。

Super Hexagon

 音楽にあわせて迫ってくる壁を、自機を操作してひたすら避け続けるゲーム。

 「何が面白いの?」みたいなサンプル画像だけど、本当にこの絵がずっと続く。じつはスマホでもリリースされていて、PCよりスマホの方が世界にのめり込める。

「あと1回だけ」のはずが気付けば1時間経っている避けゲー『Super Hexagon』:Steam - 週刊アスキー
週末じっくり遊びたいSteamゲームを紹介する連載がスタート。第5回は、中毒性が高い障害物回避アクション『SuperHexagon』をレビュー。

VVVVVV

 これも死にゲーの名作。とりあえず死にゲーを知りたくなったらまずはVVVVVVからプレイして欲しい。

This War of Mine

 ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争で包囲されたサラエボで生き残る戦争シミュレーター。戦うのではなく、戦時下で生き残ることを目的としたシミュレーター。

 家にある素材だけでは生き残ることは難しく、プレイヤーたちは夜な夜なアイテムを集めに街へとでかけていく。しかし、余っているアイテムなんてそう多くはなく、老人たちの命をつないでいるわずかな食料を奪うのか、兵士たちのこもる家に侵入して食料や武器を盗むのか、選ぶのはプレイヤーだ。

Poly Bridge

 橋を作って向こう岸に渡ることが目的のパズルゲーム。まあべつに橋は橋じゃなくても良い。とにかく車が向こう岸まで渡ればok。

 最初は簡単だがやってみるとどんどん難しくなり、最後は「これどうやってクリアするの?」と悩んでいると、ひょんなことからクリアルートを発見できたりする。

 もちろんクリアルートはひとつだけではないため、許されるかぎりのことを試してどうにかして向こう岸までたどり着いてほしい。

「橋なんていらなかった」なハチャメチャ橋作りパズル『Poly Bridge』:Steam - 週刊アスキー
Steamで遊びたいおすすめPCゲームを発掘して紹介。今回は『PolyBridge』をレビュー。

Salt and Sanctuary

 人間性を捧げるゲームライクな2Dアクションゲーム。死にゲーと言えば死にゲーだけど理不尽に死ぬのではなく、単純に難易度が高すぎて死ぬ。しかしハマる。

 キャラ育成要素もあり、やり込めばやり込むほど面白く、そして死ぬ。

人間性の代わりに塩を捧げる2D版ダークソウル『Salt and Sanctuary』:Steam - 週刊アスキー
Steamで遊びたいおすすめPCゲームを発掘して紹介。今回は『SaltandSanctuary』をレビュー。

Death Coming/死神来了

 これも死にゲーアクション。ただし死ぬのではなく殺す方。プレイヤーは死神となり、現実世界にちょっとした事故を起こせる力を持つ。

 その事故を起こすことで人間たちの命を奪っていく。ただし、天使に見つかってはいけない。天使に目撃されず、人間たちを殺すのだ。

Gurumin: A Monstrous Adventure

 日本ファルコムの超優良3Dアクションゲーム。Steamでも発売されました。

 ただ残念なことに日本語字幕がサポートされておらず、英語でのプレイとなる。でも英語でも面白いと思う。ぐるみん、プレイするべし。

Terraria

 2D版マインクラフトことTerrariaです。さすがにいまはマイクラの名前を出さなくても「テラリア」で通じるほど有名になった良作。

 マイクラプレイできないPCでもテラリアならプレイできます。

 あまり知らない人はいないと思うけど、ゲームは2D横スクロールの世界で木を切って木材を入手したり、穴をほって鉱石を手に入れたりして家や装備をクラフトして世界のボスを倒すというもの。

 掘るだけで時間がどんどん進んでいきますが、それもまたテラリア。

Portal 2

 Steamを運営するValveの良作ゲーム。1もあるけど、はじめからプレイする必要はないので「2」からで。

 ゲームは撃った地点Aと地点Bをつなぐポータルガンを使って、3Dステージでゴールを目指すというもの。壁と天井をつなげるような上下を無視したルートを作れるので、ぜひ頭を悩ませながらプレイしてみてほしい。

 あとPCゲーム初めてでFPSゲームやりたい人はこれで操作になれておくと良さそう。ついでに酔いそう。

BattleBlock Theater®

 完成度の高い2Dアクションアドベンチャー。シングルプレイだけではなくローカル2人協力プレイにも対応しているので、Xboxコントローラー2つ用意して一緒に遊ぶと楽しい。

 邪悪な猫から人間様を解放しよう!

Papers, Please

 「アルストツカに栄光あれ!」のセリフで有名な入国審査官シミュレーター。プレイヤーは架空の社会主義国家アルストツカの国境で入国審査官となり、不正な書類で密入国する人間を見破らなければならない。

 働かないと給料がもらえない。しかし、書類の不正はどんどん巧妙になり、不正を見抜けないと罰金が。さらに審査をこなす数が減れば給料も減ってしまう。家には両親と妻、子供がおり、彼らの食費だけで1日の稼ぎが消えていく。

 果たして家族を誰も失わずにゲームをクリアすることはできるのか?

入国審査官になって人生の悲喜こもごもを味わう『Papers, Please』:Steam - 週刊アスキー
週末じっくり遊びたいSteamゲームを紹介する連載がスタート。第6回は、入国審査官になってスパイを見つけ出すアドベンチャーゲーム『Papers,Please』をレビュー。

Gunpoint

 ドット絵ステルスパズルゲーム。監視カメラや監視員の目をかいくぐり、目的のコンピューターから情報を盗み出すことができればクリアのステージ型。

 もちろん盗んだあとは無事に帰るまでが遠足。見つからないように忍び込み、ギミックを操作して監視に穴を作り、誰にもバレずにミッションをクリアするのだ!

落下耐性が異常に高いスパイを操り機密情報を盗め 『Gunpoint』:Steam - 週刊アスキー
第12回は、ビルに侵入して機密情報を盗み出すスパイアクションパズル『Gunpoint』をレビュー。

Brothers – A Tale of Two Sons

 兄弟を操作してステージ上の障害を解決しながら先へと進む3Dアクションアドベンチャー。特徴はコントローラーのジョイスティックの左で兄を右で弟を操作する点。

 もしかしたら二人で協力プレイもできるのかもしれないが、ひとりでしかプレイしたことがないのでわからない。

 兄と弟の両方を先へと進めるため、それぞれの能力を生かしてステージ上の障害を取り除いて行こう。

左手の兄、右手の弟を同時に操作するアクション『Brothers』:Steam - 週刊アスキー
週末じっくり遊びたいSteamゲームを紹介。第16回目は右手と左手で異なるキャラを操作して進めるアクション『Brothers-ATaleofTwoSons』をレビュー。

Machinarium (マシナリウム)

 雰囲気に惚れ込んで買ってしまったポイントクリックアドベンチャー。ゲームは本当によくあるものだけど、こういうスチームパンクな世界が好きな人にはおすすめの1本。

 ちなみに全部絵で説明してくれるので英語がわからなくても大丈夫というか言語が出てこない。

Orcs Must Die! 2

 押し寄せてくるオークの群れをトラップと銃で撃退するタワーディフェンスTPS。名作中の名作だが、なんと7月24日に「3」が発売されるらしい。マジかよ。

 3も楽しみだが、その前に「2」を遊んでみてはどうだろうか?

Rogue Legacy

 ローグライクダンジョン探索アクション。ローグライクなのはステージだけではなくプレイヤーも。

 プレイヤーのキャラクターが死ぬと、子孫がそれを引き継いでプレイするという仕組み。子孫なので引き継がれるのは遺産となるゴールドだけで、才能や装備は一切引き継がれない。つらい。

 しかし、このダンジョンをクリアすることこそ我が一族の悲願。子孫は今日もまたダンジョンへと潜り、帰らぬ人となる。

ダンジョンに捕らわれ続ける一族の謎を解き明かす『Rogue Legacy』:Steam - 週刊アスキー
週末じっくり遊びたいSteamゲームを紹介。第11回は、子々孫々までダンジョンに捕らわれ続ける謎を解き明かす、探索型アクション『RogueLegacy』をレビュー。

Monaco: What’s Yours Is Mine

 見下ろし型視点のステルスアクションゲーム。監視員と監視カメラに見つからないように物陰やダクトを利用してマップに落ちている金塊を盗み出すことが目的。金庫にしまえよ、その金塊。

 キャラごとにピッキングが早い、ペットの猿が金塊を集めてくれる、敵の位置がわかるなどの特殊能力があり、それらを活用してステージを攻略する。

 マルチプレイに対応しており、シングルよりもマルチで遊んだ方が楽しいんだろうけどシングルしか知らない。死んだ。

Bridge Constructor Portal

 上の方で紹介したPoly BridgeとPortalが合体したみたいなゲーム。正確には類似ゲームのBridge Constructorと合体した。

 ワープ装置であるポータルと、崩れてもいいから橋を作ってゴールドまでトロッコを運べばゲームクリアのパズルゲーム。

NEO Scavenger

 世紀末サバイバルゲーム。FLASHとかで作られてたんだけど、いつの間にか誰かが日本語化に成功していた。どうやったんだ。すごい。

 マップを探索しながら生き延びた日数を競うゲームだけど、まあ死にます。

Metro 2033 Redux

 世紀末FPS。原作のグラフィックを強化したReduxバージョン。これも日本語化が防がれていたはずなのに、いつの間にか誰かが日本語化に成功してました。すごい。

 メトロシリーズはMetro Exodusが最新作ですが、雰囲気としてこちらをおすすめ。というかメトロの特徴は残弾とお金が一緒(旧時代のアサルトライフルの弾がお金になっている。いっぱいあるから)なのが特徴だったんだけど、Exodusは金の概念が消えてしまっていた。あと世界が明るい。

 メトロってのは、こう、もっと暗くなきゃいけないんです。地下鉄のなかで、ミュータントに囲まれて、それが嫌で外に出れば放射能の雪にやられ、ガーゴイルに襲われ、ガスマスクの酸素残量がギリギリであと1分遅かったら死んでた、みたいな。

 そういう雰囲気が味わえるMetro 2033 Redux。日本語化対応しているのでおすすめ。

Metro: Last Light Redux

 そんなメトロの2作目です。こちらもぜひ。

Gremlins, Inc.

 ボードゲーム。なんと日本語対応。いじわるなグレムリンのひとりとなって、他人を蹴落として1位を目指す。

 下位と協力しながら上位のグレムリンを叩き落とし、ギリギリでゴールテープを切れ!

他人を蹴落とせ!ずるくて汚いグレムリンたちのデジタルボードゲーム『Gremlins, Inc.』:Steam - 週刊アスキー
Steamで遊びたいおすすめPCゲームを発掘して紹介。今回は『EntertheGungeon』をレビュー。

HuniePop

 えっちなのは、、、いいと思います。Steamにもいっぱいえっちなゲームが登場するようになりましたが、Steam老人がおすすめするえっちなゲームと言えばHuniePopしかありません。もう少し若いとSakuraシリーズを推してくる。

 ゲームは3マッチパズルをクリアすると、お姉ちゃんのえっっっっっなイラストが見られるというもの。といってもパッチを当てるまでは18禁ではないため本作はセーフ! セーフです!!