
Null Vector Studiosは、ターン制4Xストラテジーゲーム『Astro Protocol』のデモをSteam Nextフェスで配信開始しました。本作は2026第1四半期にリリース予定のPC(Windows、Mac、Linux)向けゲームで、銀河系の探索から帝国の統治まで、プレイヤーの戦略性が試される奥深いゲームプレイが特徴です。
銀河の未来を予測するシミュレーション

『Astro Protocol』は単なる宇宙戦略ゲームではなく、銀河の未来を予測するために設計されたモデリングプロトコル内での戦いを描いています。現実と予測がやがて収束する瞬間「グレート・キャリブレーション」に向けて、6つのライバル勢力が支配権を巡って激突する世界観となっています。
本作の最大の特徴は、プレイするたびに異なるシナリオが展開されるリプレイ性にあります。銀河系の探索、新たな惑星の植民地化、強力なテクノロジーの研究、そして致命的な艦隊の指揮といった複数の要素を組み合わせ、帝国の勝利へと導く必要があります。
戦略的な建設と惑星開発

ゲームプレイの中心となるのは、限られたリソースを効率的に活用する建設システムです。小惑星帯やガス惑星、恒星に隣接して宇宙ステーションを建設し、採掘施設を配置して生産チェーンを最適化させます。近隣の惑星をテラフォーミングすることで、さらなる効率化が可能になります。
惑星の植民地化とテラフォーミングは、帝国の拡大を左右する重要な要素です。適性のある惑星への入植はもちろん、敵対的な環境の惑星を改造することで、新たな領土を手に入れることができます。各惑星を産業大国、採掘惑星、科学センターなど、異なる役割に特化させることで、供給ネットワークを拡張し、さらなる探索を可能にするといった、長期的な視点での戦略が求められます。
デモで本編の要素を体験

Steam Nextフェスで配信されているデモを通じて、プレイヤーは本編のゲームシステムを実際に体験することができます。ターン制という落ち着いたペースの中で、複雑な戦略的判断を積み重ねていくゲームデザインは、4Xストラテジーファンにとって高い満足度を提供するでしょう。
なお、本作は日本語には対応していません。英語でのプレイとなりますが、ゲーム内のUIは理解しやすく設計されており、戦略ゲーム経験者であれば問題なくプレイできる仕様です。
今後のリリース予定

『Astro Protocol』は現在Steam Nextフェスでデモが公開中です。本編は2025年6月16日のリリースに向けて開発が進められています。デモをプレイして、本編への期待を高めるのに最適な機会といえるでしょう。
『Astro Protocol』
- 配信日:2026第1四半期
- 対応プラットフォーム:PC(Steam), Mac, Linux
- 価格:無料
- 開発:Null Vector Studios
- パブリッシャー:Null Vector Studios
- 日本語対応:なし
その他のスクリーンショットや公式トレーラー





システム要件
最小動作環境
- 最低:
- OS: Windows 10 or later (64-bit)
- プロセッサー: Dual-core 2.0 GHz
- メモリー: 4 GB RAM
- グラフィック: Vulkan-compatible GPU (Intel UHD 600+, AMD Vega, or better)
- ストレージ: 500 MB の空き容量
推奨動作環境
- 推奨:
- OS: Windows 10 or later (64-bit)
- プロセッサー: Quad-core 2.5 GHz or better
- メモリー: 8 GB RAM
- グラフィック: Dedicated Vulkan GPU (e.g. GTX 750 Ti or better)
- ストレージ: 500 MB の空き容量