
Mechanistryは5月8日、ビーバー都市建設シミュレーションゲーム『Timberborn』のアップデート7「Ziplines & Tubeways」をリリースしました。
今回のアップデートでは、ビーバーたちの新たな高速移動手段となるジップラインとチューブウェイが実装されています。
ランバーパンクなビーバーたちが築く垂直都市
『Timberborn』は、人類が絶滅した後の地球を舞台とする都市建設ゲームです。干ばつと有毒廃棄物によって半ば滅びた世界で、進化したビーバーたちがその木工技術を活かして新たな文明を築いていきます。
本作の特徴は、「ランバーパンク」と呼ばれる独特の世界観にあります。ビーバーたちは木材を主要資源として、水車や製材所、エンジンや機械式ポンプなど、精巧な機械を作り出します。さらに高度な技術には金属が必要となり、プレイヤーは旧世界の遺跡から金属を回収する必要があります。
プレイヤーは「自然に優しいフォークテイル」と「働きもののアイアン・ティース」という2つのビーバー陣営から1つを選んでゲームを開始します。それぞれの陣営には独自の建物、技術、ゲームプレイの特徴があり、プレイスタイルに応じて選択できます。
ゲームの最大の特徴は、垂直構造システムです。限られたスペースを有効活用するため、ロッジや作業場を積み重ね、足場や橋を作り、緻密な電力網を整備します。また、3D水の物理システムとテラフォーミング機能により、ダムや水門、巨大な水道橋を建設し、爆薬を使って運河やトンネルを作るなど、地形を自由に改造することができます。
季節は雨季、乾季、毒季のサイクルで変化し、プレイヤーは定期的に襲い掛かる干ばつや有毒廃棄物の波に備える必要があります。食料の備蓄、灌漑システムの構築、ビーバーたちの幸福度管理など、さまざまな要素を考慮しながらコロニーを発展させていきます。
ジップラインとチューブウェイで高速移動が実現
今回のアップデート7「Ziplines & Tubeways」では、垂直都市の機能性がさらに向上しました。新たに追加されたジップラインは、高所間をビーバーが高速で移動できる設備で、これまで時間のかかっていた垂直移動が大幅に効率化されます。
チューブウェイも同様に、ビーバーたちの高速移動を可能にする新しい交通インフラです。これまでの足場や橋に加えて、これらの新要素により、立体的な都市設計の可能性が大きく広がりました。
『Timberborn』は現在も早期アクセス期間中で、プレイヤーからのフィードバックを基に開発が進められています。すでに100以上の建造物、13種類のマップ、内蔵のマップエディター、公式モッドサポートなどが実装されており、Steamワークショップでも多数のプレイヤー作成コンテンツが公開されています。
『Timberborn』は2021年9月16日より早期アクセス版として配信中です。通常価格3,900円のところ、5月18日まで30%オフの2,730円で購入可能です。日本語にも対応しています。






システム要件
最低動作環境
- OS:Windows 10以降(64ビット必須)
- プロセッサー:4コア 1.7 GHz以上
- メモリ:4 GB RAM
- グラフィック:GeForce GTX 950、Radeon R9 380または同等
- DirectX:Version 11
- ストレージ:3 GB の空き容量
推奨動作環境
- OS:Windows 10以降(64ビット必須)
- プロセッサー:4コア 2.9 GHz以上
- メモリ:16 GB RAM
- グラフィック:GeForce RTX 2070、Radeon RX 5700または同等
- DirectX:Version 11
- ストレージ:5 GB の空き容量