
デッキビルドとタワーディフェンスを組み合わせた新感覚ストラテジーゲーム『アウローラ ディフェンス』が、7月11日にSteamで早期アクセス版としてリリースされました。開発・パブリッシャーはMoka Gamesが手がけています。
カードゲームとタワーディフェンスが融合した新ジャンル

『アウローラ ディフェンス』は、カードゲームのデッキビルド要素とタワーディフェンスを組み合わせたゲームです。プレイヤーはカードを使って建物を配置したり強化したりしながら、押し寄せる敵の軍勢から最後の女神を守り抜くことが目標となります。
ゲームの舞台は、最後の光が残る地での絶望的な戦いです。闇の軍勢による波状攻撃を退けるため、プレイヤーは強力な防衛線を築く必要があります。このダークファンタジーな世界観が、ゲーム全体に緊張感のある雰囲気を演出しています。
昼は準備、夜は戦闘のサイクルシステム

ゲームは昼と夜のサイクルで進行します。昼の間にカードを使って建物を配置し、防衛体制を整えます。カードには様々な種類があり、攻撃塔や兵舎、魔法などを自由に組み合わせることができます。デッキの構築も重要な戦略要素で、どのカードを選ぶかによって戦術が大きく変わります。
夜になると闇の軍勢が押し寄せてきます。この時、プレイヤーが配置した部隊や防衛タワーが自動的に敵を攻撃し、女神像を守ります。ユニットの組み合わせや強化効果の選択が勝敗を左右するため、事前の準備が重要になります。
選べる女神と成長要素

ゲームには複数の女神が登場し、それぞれ異なる初期レリック(遺物)とデッキタイプを持っています。女神は戦闘を重ねることで成長し、新たな強化が解放されていきます。現在の早期アクセス版では、アップグレード可能な3人の女神が用意されています。
敵を撃退するたびに新しいカードや遺物を獲得でき、運命を左右するランダムイベントも発生します。これにより、毎回異なる展開を楽しむことができ、ローグライク要素も味わえます。
豊富なコンテンツとカスタマイズ要素

現在の早期アクセス版では、複数のモードバリエーションを備えた1つのステージ、合計50種類以上のカードを持つ4つの勢力、40種類以上のユニークな遺物、30種類以上のストーリーイベントが楽しめます。
カード、レリック、建物強化を自由に組み合わせることで、プレイヤーならではの防衛戦略を作り上げることができます。戦闘、デッキ構築、遺物収集、勢力選択といったコア要素はすでに実装されており、本格的なゲーム体験が可能です。
今後の開発予定

開発者によると、早期アクセス期間は約6か月が予定されています。この期間中に、さらなるステージや新しい敵タイプの追加、カードや建物、ユニットの種類の拡充を行う予定です。また、チュートリアルの改善や利便性を向上させる機能の追加にも取り組んでいくとのことです。
コミュニティからのフィードバックを重視しており、Steamフォーラムやレビューを通じてプレイヤーの意見を積極的に取り入れる方針です。バランス調整や問題修正も、プレイヤーの声を基に進められていきます。
価格・セール情報・日本語対応
『アウローラ ディフェンス』の通常価格は1,480円ですが、リリース記念セールとして7月25日まで25%オフの1,110円で購入できます。正式リリース前には、追加コンテンツに合わせて価格が少し調整される予定です。
日本語に完全対応しており、インターフェイス、音声、字幕すべてが日本語で楽しめます。そのほか中国語(簡体字・繁体字)、英語、韓国語にも対応しています。
システム要件
最低動作環境
- 64ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です
- OS: Windows 10, 64-bit
- プロセッサー: Intel Core i5-6600K or AMD Ryzen 5 1600
- メモリー: 8 GB RAM
- グラフィック: NVIDIA GeForce GTX 970 or AMD Radeon RX 570
- ストレージ: 2 GB の空き容量
推奨動作環境
- 64ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です