
MadGoat Game Studioが開発し、Infini FunとNuuvemがパブリッシュするアクションローグライクゲーム『冥界契约(Netherworld Covenant)』が6月19日にSteamで早期アクセスを開始しました。
現世と異界が交錯する世界で亡き戦友たちの魂と契約を結んで戦うダークファンタジー作品で、8月4日には早期アクセス開始以来、初の大型アップデートが配信予定です。
魂の契約システムで戦う3Dアクションローグライク

『冥界契约』は、「精密な指示」と「契約システム」を中心としたハードコアで戦略的なバトル体験を提供する俯瞰視点3Dアクションローグライクゲームです。プレイヤーは災害で生き残った戦士となり、虚界と現世を繋ぐネザーランタンを手にして、亡き戦友たちの魂と契約を結び、異界の迷宮で腐敗した英雄たちや悪魔の領主に挑みます。

独自の魂契約システムにより、剣士、弓手、守護者、盗賊といった4つの異なる戦闘スタイルが解放され、亡魂の力を借りて次元を超えて障害物を突破したり、奇襲を仕掛けたり、現実世界での致命的な脅威を回避することが可能です。
精密な指示による戦略的戦闘

『冥界契约』は高速攻撃の枠組みを超えて、プレイヤーが正確なガード、回避、異界の飛行を駆使して敵の攻撃を防ぎ、チャンスを伺って致命的な連携を繰り出すシステムを採用しています。戦局のタイミング予測やリソースの配分を通じて、バトルにおける戦略性と駆け引きの深さが増します。

現在の早期アクセス版では、4つの完全なチャプターに各2体のエリートボスと1体のファイナルボスが登場し、9つの主要武器、4つのサブ武器、100以上のスキルの組み合わせが楽しめます。保守的に見積もっても8から10時間のプレイ時間が用意されています。
8月4日配信予定の大型アップデート内容

早期アクセス開始以来初の大型アップデートが8月4日に配信予定で、以下の新コンテンツが追加されます:
- 新チャプター:チャプターV「廃墟」
- 新ボス:創造前の混沌、燃え盛る骨の悪魔ウルソク、セイレーン・ネラ
- 新メカニクス:共鳴オーラ(基本効果の提供とランアウラ選択の拡張)
- 新レリック:40種類
- 新アクセサリー:3種類
- オーラ調整:50種類以上
- 各種最適化とバグ修正
クラスシステムの導入予定

開発チームは世界中のプレイヤーからのフィードバックを受けて開発ロードマップを調整し、戦闘のアクセシビリティ、武器、プレイスタイルの多様性を向上させるため、新しい「クラスシステム」の導入を決定しました。
プレイヤーは異なる外見を持つキャラクター間で直接切り替えが可能になり、それぞれが完全にユニークな攻撃モジュール、戦闘アプローチ、ステータス配分を特徴とします。現在開発中のキャラクターには魔法使い、バーサーカー、アーチャーなどが含まれており、アップデートNo.2での初回リリースが予定されています。
今後の開発予定

難易度3が現在開発中で、プレイヤーに新鮮な挑戦を提供する予定です。その後、『Hades』の「ヒートシステム」に似たチャレンジモードも作成予定で、より多くのデバフオプションを使用してさらなる難易度向上を図ります。
また、「ボスラッシュモード」も開発中で、コンテンツを充実させながらボスラッシュやARPG要素を好むプレイヤーの期待に応える狙いです。隠しボスの設計も現在評価中となっています。
価格・日本語対応
『冥界契约』の価格は2,000円です。完全版リリース時には内容の範囲と開発期間に応じて価格が上昇する可能性があります。日本語については、インターフェイスと字幕に対応しており、日本のプレイヤーも安心してプレイできます。
システム要件
最低動作環境
- 64ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です
- OS: Windows 10
- プロセッサー: Intel i3+
- メモリー: 4 GB RAM
- グラフィック: GeForce GTX 1050 Ti
- DirectX: Version 11
- ストレージ: 3 GB の空き容量
推奨動作環境
- 64ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です