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のんびり癒やされるピクセルアート『夢物語の街』リリース。お片付け&インテリアで住民の人生に寄り添う温かな街づくり

のんびり癒やされるピクセルアート『夢物語の街』リリース。お片付け&インテリアで住民の人生に寄り添う温かな街づくりのメイン画像

 元气弾工作室(GD Studio)は8月27日、お片付け&インテリアシミュレーションゲーム『夢物語の街』をPC(Windows/Mac)向けにリリースしました。プレイヤーは町の頼れる何でも家政屋さんとなり、住民からのさまざまな依頼をこなしながら、彼らの人生に寄り添っていくゲームです。価格は1,700円で、現在Steamにて購入可能となっています。

 本作は、引っ越しや片付け、掃除などの依頼を通じて、町の住民たちの小さな秘密や人生の物語に触れていく作品です。単純な作業ゲームではなく、一つ一つの依頼の背景にある人間ドラマを丁寧に描いているのが特徴となっています。プレイヤーの行動が住民の生活に思いがけない影響を与えることもあり、温かな交流が楽しめるでしょう。

精緻なピクセルアートで描かれる生活感あふれる空間

 『夢物語の街』最大の魅力は、アイソメトリック視点で描かれた美しいピクセルアートです。スクリーンショットからは、まるで本当に人が住んでいるかのような生活感に満ちた空間が確認できます。バーカウンターには色とりどりのボトルがぎっしりと並び、暖炉の青い炎が揺らめく書斎には本棚と地球儀が置かれ、花屋さんには多種多様な植物が所狭しと飾られています。

 特に印象的なのは、各部屋の細部まで作り込まれた装飾品や小物類です。書斎のレトロなPCやプリンター、茶室風の部屋に飾られた盆栽や書道の巻物、キッチンの調理器具まで、一つ一つが丁寧に描かれており、住人の個性や生活スタイルを物語っています。暖色系を基調とした色彩設計も相まって、見ているだけで心が和む温かな世界観を演出しています。

多彩な依頼と住民との心温まる交流

 ゲームシステムの中核となるのは、住民からの多様な依頼をこなしていくことです。新居への引っ越し手伝い、散らかった部屋の整理整頓、お店の開店準備、そして遺品整理まで、生活に密着したさまざまなタスクが用意されています。単純な作業ではなく、それぞれの依頼には住民の人生の背景や想いが込められており、プレイヤーは彼らの物語の一部となって関わっていきます。

 スクリーンショットで確認できる花屋さんの店内では、金髪のメイド服を着た可愛らしいキャラクターが店番をしており、こうした住民たちとの交流もゲームの大きな魅力となっています。プレイヤーの行動次第で住民の生活が変化し、時には思いがけない展開や小さな秘密に遭遇することもあるでしょう。

癒やしのゲームプレイと直感的な操作

 『夢物語の街』は、競争や時間制限に追われることなく、自分のペースでゆっくりと楽しめるゲームです。アイソメトリック視点の見やすい画面設計により、部屋の隅々まで確認しながら丁寧に作業を進められます。お片付けやインテリア配置では、家具や小物を適切な場所に配置していく満足感と、徐々に整理されていく空間の変化を楽しめるでしょう。

 画面に映る二階建ての部屋構造や、部屋同士を繋ぐ丸い開口部などからは、立体的で奥行きのある空間設計が確認できます。プレイヤーは様々な角度から部屋を眺めながら、最適な配置や整理方法を考える楽しみを味わえそうです。また、暖炉の炎やライブステージのスポットライトなど、動的な演出要素も加わり、静的な作業ゲームに留まらない魅力を提供しています。

手軽に始められる価格設定と日本語対応

 『夢物語の街』は1,700円という手頃な価格で提供されており、気軽に癒やしのゲーム体験を始められます。WindowsとMacの両方に対応しているため、多くのプレイヤーが楽しめます。日常の疲れを忘れて、のんびりとした時間を過ごしたい方や、インテリアやお片付けに興味がある方には特におすすめの作品です。住民たちの温かな物語に触れながら、自分だけのペースで町の生活に関わっていく体験は、きっと心に残る特別な時間となることでしょう。

Whisper of the House - Official Release Date Trailer

Steam:夢物語の街

システム要件

最小動作環境

  • OS: Windows 7 64bit
  • プロセッサー: Intel Core i3
  • メモリー: 4 GB RAM
  • グラフィック: Intel UHD 630
  • ストレージ: 2 GB の空き容量
  • その他: 64ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要

推奨動作環境

  • 64ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要

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