
LeeT Gameは8月11日、カジュアル農場シミュレーションゲーム『Relaxing Farm: Merge Tales』をPC(Steam)向けにリリースしました。本作は、カードベースのマージシステムを採用した、リラックスできる農場経営ゲームです。
カードをドラッグ&マージして農園を発展させる新感覚農場ゲーム

『Relaxing Farm: Merge Tales』は、従来の農場シミュレーションとは一味違うアプローチを採用した作品です。プレイヤーは農地や動物、作物などが描かれたカードを直感的にドラッグし、スタックして組み合わせることで農園を発展させていきます。
ゲーム内では、種を植えて動物を飼い、収穫した材料を組み合わせることで、小麦や卵といった基本的な農産物から、チーズやハチミツ、さらにはローストダックといった高級料理まで幅広い商品を生産できます。プレイヤーの選択と戦略次第で、小さな農地から繁栄する農業ビジネスへと成長させることが可能です。
特筆すべきは、時間制限のある「Order Waves」システムです。プレイヤーは限られた時間内で複数の注文を同時にこなす必要があり、戦略性と瞬発力が試されます。このシステムにより、のんびりとした農場経営に適度な緊張感とやりがいが加わっています。
温かみのあるイラストと直感的なUI設計

本作の最大の魅力の一つは、その視覚的な美しさと使いやすさにあります。牧歌的な丘陵地帯を背景に、明るく親しみやすいカードイラストが配置されており、プレイヤーに心地よいリラックス感を提供します。
各カードには作物や動物、施設が分かりやすいイラストで描かれており、トマトやニワトリ、市場といった要素を一目で識別できます。ゲームが進行するにつれて、養蜂箱や調理台、工房といった新しい施設が段階的に追加され、プレイヤーの農園が視覚的にも豊かに発展していく様子を楽しめます。
インターフェースは非常にクリーンで整理されており、現在のスコアや保有アイテム、時間制限などの重要な情報が画面上に適切に配置されています。情報量が増えても視認性が保たれる優れたUI/UXデザインが光ります。
段階的に拡張される多彩な生産システム

本作では、シンプルな農作物の栽培から始まり、徐々に複雑な生産チェーンを構築していくことができます。初期段階では基本的な作物と家畜から始まりますが、ゲームが進行するにつれて、オリーブオイル製造所やソーセージ店、オーブンといった専門施設が利用可能になります。
プレイヤーは収穫した農産物をそのまま市場で販売することもできますが、加工して高付加価値商品に変えることで、より大きな利益を得ることができます。小麦粉からパンを作ったり、牛乳からチーズを生産したりと、実際の農業ビジネスさながらの戦略的思考が求められます。
顧客からの注文を完遂することで報酬を得られ、新しい作物や動物、施設をアンロックできる仕組みも用意されています。この段階的な成長システムにより、プレイヤーは常に新しい目標と発見を楽しむことができます。
手軽に楽しめる価格設定

『Relaxing Farm: Merge Tales』は、税込580円という手頃な価格で提供されており、カジュアルゲーマーにも手を出しやすい設定となっています。
本作は農場シミュレーションとカードゲームの要素を見事に融合させた、ユニークで魅力的な作品です。リラックスしながらも戦略性のあるゲームプレイを求める方や、可愛らしいイラストに癒されたい方にぴったりの一作といえるでしょう。
Relaxing Farm: Merge Tales
システム要件
最小動作環境
- OS: Windows 7 SP1+
- プロセッサー: Dual Core 2.0 GHz
- メモリー: 2 GB RAM
- グラフィック: Integrated Graphics (Intel HD Graphics 3000 or better)
- DirectX: Version 10
- ストレージ: 300 MB の空き容量
- サウンドカード: Integrated
- 追記事項: Best experienced with a mouse; optimized for 16:9 display ratio.
推奨動作環境
- OS: Windows 10
- プロセッサー: Intel i3 or equivalent
- メモリー: 4 GB RAM
- グラフィック: Nvidia GeForce GTX 650 or AMD equivalent
- DirectX: Version 11
- ストレージ: 1 GB の空き容量
- サウンドカード: Integrated
- 追記事項: Supports both windowed and fullscreen modes.