Steam 新作

農園タワーディフェンス『丰收轮回Harvest Loop』がSteamでリリース。可愛い作物で害虫軍団を迎え撃つローグライクファーミング

 FetterSky Studioは8月27日、農園シミュレーションとタワーディフェンスを融合させたローグライクゲーム『丰収轮回Harvest Loop』をPC(Steam)向けにリリースしました。価格は235円と手頃な価格設定で、現在プレイ可能となっています。

 本作は、魔法の農夫となったプレイヤーが、特殊能力を持つ作物を育てて害虫の大群や年獣の侵攻から農園を守るという、一風変わったファーミングゲームです。一見するとのどかな農園ゲームに見えますが、実際には戦略性の高いタワーディフェンス要素が組み込まれており、プレイヤーは作物の配置や種類選択によって巧みに敵を迎え撃つことになります。

可愛らしいピクセルアートで展開される農園バトル

 本作の最大の魅力は、レトロで温かみのあるピクセルアートスタイルです。ゲーム内では、緑豊かな草原に囲まれた25マスの畑を舞台に、人参やトウモロコシ、唐辛子といった様々な作物を育てることができます。UIは非常にシンプルで視認性が高く、どのアイコンが何を意味するのか直感的に理解できる設計となっています。

 しかし、この平和な見た目に騙されてはいけません。ゲームが進行すると、畑には大量の害虫が押し寄せ、空中からも敵が襲来します。作物たちは単なる収穫物ではなく、それぞれが独自の攻撃能力を持った防衛兵器として機能し、派手なエフェクトと共に敵を迎え撃ちます。画面には攻撃の軌跡や爆発エフェクト、ダメージ数値が飛び交い、見た目以上にアクション性の高いゲームプレイが展開されます。

戦略性豊かな作物育成システム

 本作の核となるのは、作物の選択と配置による戦略的なゲームプレイです。各作物は攻撃能力だけでなく、特殊な効果も持っています。たとえば、米は「各節気の開始時に+2コインを獲得」という経済効果があり、単純な戦闘力だけでない多面的な戦略が求められます。

 プレイヤーは限られた資金の中から作物を選択し、畑に配置していきます。敵の種類や攻撃パターンに応じて、適切な作物の組み合わせを見つけることが勝利の鍵となります。ゲームが進行するにつれて敵はより強力になり、巨大なボスも登場するため、作物のアップグレードや新しい種類の解放も重要な要素となります。

 また、本作はローグライク要素を採用しており、プレイするたびに異なる展開が楽しめます。季節の変化も戦略に影響を与え、春夏秋冬それぞれで異なる挑戦が待ち受けています。冬の雪景色ではとくに激しい戦闘が繰り広げられ、大量のコインを獲得できる一方で、強力な敵との死闘が待っています。

手軽に楽しめる価格設定と動作環境

 本作は235円という非常にリーズナブルな価格で提供されており、気軽に試すことができる価格帯となっています。また、必要な動作環境も比較的軽く、多くのPCで快適にプレイできるでしょう。

 ピクセルアートならではの軽快な動作と、大量のオブジェクトが画面に表示されても混乱しないよう配慮されたUIデザインにより、スムーズなゲーム体験が期待できます。農園シミュレーションとタワーディフェンスの絶妙な融合により、従来にない新しいゲーム体験を味わうことができる作品です。

丰收轮回Harvest Loop

その他のスクリーンショットや公式トレーラー

システム要件

最小動作環境

  • OS: Windows 7/8/10/11
  • プロセッサー: Intel Pentium E2180 2.0 GHz
  • メモリー: 6 GB RAM
  • グラフィック: Intel HD Graphics 4400
  • ストレージ: 90 MB の空き容量

-Steam, 新作
-, ,