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爆弾を抱えて15秒の戦い! 最大4人協力のサイバーパンク・プラットフォーマー『Ticking Together』がSteamでリリース

 Vellichor Gamesは12月3日、協力型プラットフォーマー『Ticking Together』をSteamでリリースしました。最大4人でのオンライン協力プレイに対応しています。

 サイバーパンク×高難易度という異色の組み合わせの本作では、プレイヤーたちは世界爆弾連盟の特殊爆弾輸送ユニットの一員となり、街全体を消し飛ばすほどの威力を持つ爆弾を危険な障害コースを通じて運搬します。ストーリーは極めてシンプルですが、その制約条件がゲームプレイの緊張感を生み出しています。

ゲームの核となる「15秒タイマー」のメカニクス

 『Ticking Together』の最大の特徴は、爆弾を安定させるために15秒ごとに手のスキャンでタイマーをリセットしなければならないという制約です。この単純ながら容赦ない仕組みが、協力プレイの本質を形作っています。

 スキャンを忘れれば街全体が爆発し、爆弾を落とせば即ゲームオーバー。プレイヤーたちは急いで動き、素早く判断し、ジャンプ、スライディング、よじ登りを繰り返しながら、チームメイト間で爆弾を渡していく必要があります。単なるリレー式の運搬ではなく、タイマーという絶対的な制約の中で、誰が爆弾を持つべきか、どのルートで進むべきかをリアルタイムで判断することになるのです。

 この設計は、協力ゲーム特有の「同期」を強制します。一人が爆弾を落とせば全員失敗、一人がスキャンを忘れれば全員失敗。個人の技術だけでなく、チーム全体のコミュニケーションと信頼が試される構造になっています。

ネオンに彩られた過酷なステージ設計

 舞台はネオンが霞む機械仕掛けの混沌とした都市です。ビジュアル面ではサイバーパンク特有の鮮烈な色彩が前面に出ており、高難易度のプラットフォーマーとしてのアクションと、スタイリッシュな世界観が一体化しています。

 ステージは単なる移動ルートではなく、障害の連続です。爆弾を抱えながら進むため、通常のプラットフォーマーのような身軽な動きは許されません。重い荷物を持ちながら、限られた時間内に無理難題な地形を駆け抜けるという緊張感が、ゲーム全体を支配しています。

 最大4人での協力プレイが可能であり、人数が増えるほどコミュニケーションの複雑さが増します。少人数での息の合ったプレイと、大人数での混沌としたカオスの両方を体験できるという柔軟性があります。

価格と対応状況

 『Ticking Together』の価格は589円です。日本語はインターフェイスと字幕に対応していますが、音声は英語のままとなっています。

 このシンプルかつ容赦ない制約設計は、スピードラン文化との相性が良さそうです。タイムアタックのような競争的な遊び方が自然に生まれやすく、コミュニティドリブンの盛り上がりに期待できるかもしれません。

『Ticking Together』

  • 配信日:2025年12月03日
  • 対応プラットフォーム:PC(Steam)
  • 価格: 589円(税込)
  • 開発:Furkan Baytak, Furkan Özkaya
  • パブリッシャー:Vellichor Games
  • 日本語対応:あり(インターフェース, 字幕)

その他のスクリーンショットや公式トレーラー

システム要件

最小動作環境

  • 最低:
  • OS: Windows 10 32/64 bit
  • プロセッサー: Intel Core i5-7500
  • メモリー: 8 GB RAM
  • グラフィック: Nvidia GTX 1050
  • DirectX: Version 11
  • ネットワーク: ブロードバンドインターネット接続
  • ストレージ: 3 GB の空き容量

推奨動作環境

  • 推奨:
  • OS: Windows 11 64 bit
  • プロセッサー: Intel Core i5-8600
  • メモリー: 16 GB RAM
  • グラフィック: Nvidia GTX 2060
  • DirectX: Version 11
  • ネットワーク: ブロードバンドインターネット接続
  • ストレージ: 3 GB の空き容量

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