
インディーゲーム開発者のSinplaは、ツインスティック型アクション『ToMyX』をPC(Steam)向けに2026年リリース予定と発表しました。現在はデモ版が公開されており、一足先にゲームの雰囲気を体験できます。
本作は開発者自身の実際の恋愛体験をもとに制作されたという、かなり異色の出自を持つ作品です。シュールなテレビ番組を舞台に、主人公が元カノたちと次々に対決していく――そんな設定を、ツインスティックアクションとビジュアルノベルを組み合わせた形式で描きます。
元カノの「感情の防壁」を打ち破れ
戦闘の核となるのは「撃つ」と「吸収する」という二つの行動です。攻撃によって相手の防壁に亀裂を生み出し、吸収によって記憶を引き寄せ、相手の内面を暴き出す――この二つの衝動を使い分けながら対決を乗り越えていきます。

テンポは速く、展開は混沌としているとのことです。注目すべきは、汎用的な敵が存在しないという点で、それぞれの元カノが独自のパターンと戦闘ルールを持ちます。「すべての試練がルールを変える」という設計は、慣れによるゴリ押しを許さない構造といえるでしょう。
開発者自身の体験がゲームの仕組みとして再解釈されているという点は、ゲームデザインとしてかなり興味深い試みです。恋愛の記憶や感情的な衝突が、具体的にどんな戦闘パターンとして表現されているのか――デモで確認してみる価値はありそうです。
ビジュアルノベルパートで物語が積み重なる
戦闘だけで終わらないのが『ToMyX』の特徴です。アリーナでの対決の合間に、ビジュアルノベル形式のパートが挿入されます。会話、記憶、選択を通じて番組の物語が構築されていく仕組みで、選択肢は単なる台詞の変化にとどまりません。

プレイヤーの選択が「関係性の解釈」と「物語の展開そのもの」に影響を与えるとされています。すべての対決は最終審判へと導かれるとのことで、積み重ねた選択がどんな結末を引き寄せるのかが気になるところです。
アクションとビジュアルノベルの組み合わせ自体は珍しくありませんが、開発者の実体験が素材になっているという点が本作を一線画す要素でしょう。「これは比喩ではない。すべて本当に起きたことだ……たぶん」というコピーが、どこまで本気なのかは現時点では判断しかねます。
価格と販売形態

価格は記事執筆時点(2026年4月25日)では未発表です。デモ版はSteamストアページから無料で入手できるため、正式リリース前に操作感を試しておくのがよいでしょう。
日本語にはインターフェイス・音声・字幕のすべてが対応しており、フル音声でのプレイが可能です。インディー作品でここまで言語対応が充実しているのは好印象で、日本語ユーザーが不自由なく楽しめる体制が整っています。
最小動作環境はIntel HD 4000相当の統合グラフィックスでも動作するとされており、幅広いPCで起動できそうです。
『ToMyX』
- 配信日:2026年
- 対応プラットフォーム:PC(Steam)
- 開発:Sinpla
- パブリッシャー:Sinpla
- 日本語対応:あり(インターフェース, フル音声, 字幕)
その他のスクリーンショットや公式トレーラー


システム要件
最小動作環境
- 最低:
- OS: Windows 10 64-bit
- プロセッサー: Dual Core 2.0 GHz
- メモリー: 4 GB RAM
- グラフィック: Integrated Graphics compatible with OpenGL 3.3 (Intel HD 4000 or equivalent)
- DirectX: Version 11
- ストレージ: 1 GB の空き容量
- サウンドカード: DirectX compatible
推奨動作環境
- 推奨:
- OS: Windows 10/11 64-bit
- プロセッサー: Quad Core 2.5 GHz
- メモリー: 8 GB RAM
- グラフィック: Dedicated GPU (NVIDIA GTX 750 / AMD RX 550 or better)
- DirectX: Version 11
- ストレージ: 1 GB の空き容量
- サウンドカード: DirectX compatible