
The End of the Sun Forgeは2026年4月21日、一人称視点アドベンチャーゲーム『The End of the Sun』のPS5版をリリースしました。PC(Steam)版は2025年1月29日に配信済みで、今回のPS5版リリースによりコンソールプレイヤーにも門戸が開かれた形です。
本作はスラヴ神話を題材にした探索アドベンチャーで、時の炎を操る魔術師として謎に包まれた村を調査します。フォトグラメトリー技術を用いた美術表現が特徴で、現実の博物館から取り込まれた遺物や建築物が世界観を構成しています。
時を越えて村の秘密を追う物語

プレイヤーが操るのはアシュテル――スラヴの炎の魔術師にして、超自然的な存在の追跡者です。現実が歪められた村に辿り着いたアシュテルは、住民たちが姿を消し、燃え残る炉だけが残された光景に直面します。
炎との絆によって、アシュテルは他の者には見えぬものを知覚できます。神話の存在の痕跡、過去の出来事の霊、そして忘れ去られた儀式の残滓といった超自然的な手がかりを追いながら、村に何が起きたのかを解き明かしていく構成です。

物語の舞台となる村は、四つの季節にまたがる時間軸を持っています。春・夏・秋・冬それぞれの時代を行き来しながら、同じ人物の人生の異なる瞬間を目撃するという構成は、スラヴの祭典や儀礼と深く結びついており、単なる謎解きを超えた文化的な厚みを感じさせます。
炎とつながり、時を操る三つの柱

ゲームの基本的な流れは、「追跡」「力の解放」「探求」という三つの要素を中心に展開します。まず焚き火に近づいて炎とつながり、神話の存在の痕跡を追跡します。各焚き火はそれぞれ独立した調査の起点となっており、つながるたびに新たな謎と物語の断片が明かされる仕組みです。
次に「力の解放」では、時の炎の力を使って人々の運命に干渉します。過去の出来事の流れを修復したり、登場人物の選択に影響を与えたりすることで、物語が変化していくとのことです。プレイヤーの行動が世界に影響を与えるという設計は、単なる傍観者ではなく物語の当事者として体験を深める効果を持っています。

探索面では、現実の博物館から数百点の遺物や建物をフォトグラメトリー技術で取り込んだオープンワールドが広がっています。考古学的な正確さへのこだわりが随所に感じられる世界観で、スラヴ神話に馴染みのないプレイヤーでも没入できるよう細部まで作り込まれているとアピールしています。
ビジュアルとアクセシビリティ

『The End of the Sun』のビジュアルは、フォトグラメトリーによるリアルな質感が最大の特徴です。博物館の実物資料をスキャンして取り込んだ建物や遺物が、古代スラヴの世界をかつてないほどリアルに再現しているとのことです。
PS5版ではアクセシビリティ機能が15項目にわたって用意されています。ボタン割り当ての変更、スティック操作の反転、字幕・キャプションの詳細設定、コントローラーの振動機能なしでのプレイなど、幅広いプレイヤーへの配慮が見られます。手動セーブにも対応しており、自分のペースで探索を進められる点は一人称アドベンチャーとして重要な要素でしょう。
PC版の推奨環境はNvidia RTX 2070 SUPERまたはAMD Radeon RX 6700(VRAM 8GB)を要求しており、ミドルハイクラスのGPUが求められます。フォトグラメトリーを多用したビジュアルの負荷は決して軽くなく、PC版でプレイする場合はスペック確認が必要です。
価格と販売形態
PS5版の価格は3,080円です。PC(Steam)版は通常価格3,000円で配信中となっています。

言語対応については注意が必要です。PS5版は音声がポーランド語と英語のみで、表示言語にはイタリア語・ウクライナ語・スペイン語・チェコ語・ドイツ語・ハンガリー語・フランス語・ポーランド語・ロシア語・中国語(簡体字)・英語が含まれますが、日本語は含まれていません。PC(Steam)版も同様に日本語には対応していません。物語の謎解きや登場人物との関わりが中心のアドベンチャーだけに、英語テキストへの抵抗感が少ないプレイヤー向けの作品と言えます。

スラヴ神話を題材にした一人称アドベンチャーはニッチなジャンルであり、PC版リリースから約1年3ヶ月を経てのPS5版展開は、一定のプレイヤー層を確保できたことの裏返しとも読み取れます。日本語対応が今後追加されるかどうかは現時点では明らかになっておらず、対応言語の拡充が国内での普及を左右する鍵となりそうです。
『The End of the Sun』
- 配信日:2025年01月29日
- 対応プラットフォーム:PC(Steam), Mac, Linux
- 価格: 3,000円(税込)
- 開発:The End of the Sun Team
- パブリッシャー:The End of the Sun Forge
- 日本語対応:なし
その他のスクリーンショットや公式トレーラー
システム要件
最小動作環境
- 最低: 64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です
- OS: Windows 10 (64-bit) or later
- プロセッサー: AMD Phenom II X4 975 / Intel Core i5-750 or equivalent
- メモリー: 8 GB RAM
- グラフィック: Nvidia GTX 1050 / AMD Radeon HD 7970 / (2GB VRAM minimum / 4GB VRAM recommended)
- DirectX: Version 11
- ストレージ: 10 GB の空き容量
- 追記事項: Graphic Preset: Low / Resolution: 1080p / Target FPS: 30 / SSD recommended / (NOTE: The initial graphics preset is set to 'Highest' and is not automatically adjusted based on hardware. For minimal requirements, we recommend changing the graphics preset in the main menu before starting a new game.)
推奨動作環境
- 推奨: 64 ビットプロセッサとオペレーティングシステムが必要です
- OS: Windows 10 (64-bit) or later
- プロセッサー: AMD Ryzen 5 3600XT / Intel Core i7-8700
- メモリー: 16 GB RAM
- グラフィック: Nvidia RTX 2070 SUPER / AMD Radeon RX 6700 / (8GB VRAM)
- DirectX: Version 11
- ストレージ: 10 GB の空き容量
- 追記事項: Graphic Preset: High / Resolution: 1080p / Target FPS: 60 / SSD recommended / (NOTE: The initial graphics preset is set to 'Highest' and is not automatically adjusted based on hardware.)