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『Vibe Together』発表、最大8人で作った曲をアーケードモードで遊べるSteam向け音楽ゲーム

Vibe Togetherのキービジュアル。カラフルなタイトルロゴとノード接続図、DJアバター

個人開発者のThe Music Uncさんは10月28日、複数人で曲を作り、その曲をアーケードモードのステージとして遊べるマルチプレイヤー音楽制作ゲーム『Vibe Together』を発表しました。最大8人が同じ空間で同時に曲を組み立てられます。

Steamとブラウザ向けに開発されており、Steamのストアページではウィッシュリストへの登録を受け付けています。リビールトレーラーも公開されています。

距離でリズム、色で音程を表す共有グリッドで曲を作る

タイムライン上にクリップを並べる方式ではなく、共有された空間にノード(ブロック)を置き、線でつないで曲を組み立てます。リズムは物体どうしの距離で決まり、音程は色で表示されます。

Vibe Togetherのゲーム画面。ノードと接続線で曲を組む空間音楽グリッド

再生すると、信号が接続線を伝わり、各ノードに届いたところでビートやメロディが鳴ります。曲の仕組みが見える状態のまま、再生中にも組み替えられます。

音楽理論をもとにしたプロシージャル(自動生成)の音楽システムが組み込まれており、スケール、キー、コード進行に沿って音が決まります。The Music Uncさんは、誰でもいい曲を作れ、作曲の主導権は常にプレイヤーにあると説明しています。

作業は1人でも、最大7人の仲間をくわえた計8人でも行えます。フレンドはリンクで参加でき、公開ロビーに入って他のプレイヤーと合流することもできます。

Vibe Togetherのマルチプレイ編集画面。色付きノードを配線して曲を作る様子

作った曲が4種類のアーケードモードのステージになる

自分で作った曲も、コミュニティで見つけた曲も、アーケードモードのステージとして遊べます。曲そのものがステージや敵、障害物になるため、曲を変えると遊び方も変わります。ローグライク風からリズムゲームまで、複数のモードが用意されています。

Music Survivors

曲の音符が武器や敵になるアリーナ型のモードです。楽器の音が弾に変わり、プレイヤーを守る形で戦います。

Vibe Togetherのアーケードモードのゲームプレイ画面。宇宙風グリッド上で戦闘中

Beat Sync

曲の楽器パートに合わせてタイミングよく操作するリズムモードです。これから来る音符がタイミングバーに表示されます。

Vibe Ride

曲から道が作られ、その上を進みながら楽器の音符を集めるモードです。長い音符ではグラインドもできます。

Vibe Togetherのプレイ画面。宇宙の道路をカセットに乗ったキャラが進む

Beat Dodge

ビートに合わせて動き、飛んでくる弾を避けながらレコードを集めるモードです。曲が障害物に変わります。

投稿、リミックス、週替わりのバトルでつながるコミュニティ

作った曲は「Community Mixtape」に公開でき、ほかのプレイヤーが聴いたり、高評価をつけたり、コメントしたり、リミックスしたりできます。リミックスでは元の作者のクレジットが引き継がれます。

Vibe Togetherのコミュニティミックステープ画面。公開楽曲カードが並ぶ

DJアバターでのコメント投稿のほか、毎週開催される「Battle of the Bands」への参加も可能です。作る、聴く、競う、つながる、遊ぶといった楽しみ方ごとに、それぞれ独自の進行要素が用意されています。

Vibe Togetherのゲーム画面。グリッド上にカラフルなノードが線でつながる楽曲グラフ

リビールトレーラーのサウンドトラックも、ゲーム内で制作されたものです。

シンセエンジン、ミキサー、MIDI、書き出しまで備えた制作機能

音づくりには、サブトラクティブ、ウェーブテーブル、FMの3方式に対応した独自のシンセエンジンを使えます。ミキサーにはパラメトリックEQが含まれています。

Vibe Togetherのミキサー画面。円形ステージに音源を配置しパラメータを調整する様子

MIDIの入出力に対応しており、MIDIコントローラーからの演奏や外部ハードウェアの制御ができます。MIDIファイルを取り込むと、遊んだり組み直したりできるボードになります。

完成した曲は、オーディオ、ステム、MIDIとして書き出せます。DAW(音楽制作ソフト)で仕上げることも可能です。

個人開発者が3年以上かけて音楽自動化ゲームから発展させた

開発は3年以上にわたって行われ、プロシージャル音楽システム、シンセエンジン、ノンリニアシーケンス、リアルタイムマルチプレイヤーの順に作られました。以前に作っていた音楽自動化ゲームの中で、最も魅力的だったのがサンドボックス部分だったことから、現在の形に発展したとされています。

The Music Uncさんは「私が何より好きなのは音楽とインディーゲームです。Vibe Togetherは、その二つを組み合わせ、音楽作りがゲームを遊ぶ感覚に近づく場所として生まれました」と述べています。

さらに「音楽は本来、コミュニティと祝祭のためのものでした。創造性を指示文で手放すのではなく、ゲームを通じてその原点を取り戻し、デジタルでの音楽作りを楽しく、社会的で、生き生きとしたものにできると考えています」ともコメントしています。

Steamデモは近日公開、正式版は2027年第1四半期の予定

対応環境は、Steam(Windows、Mac、SteamOS)とWebブラウザ(デスクトップ、モバイル)です。プレイ人数はオンラインで1〜8人、ローカル協力プレイで1〜4人です。

Steamデモは近日公開される予定で、ローカルセッション、コントローラー、Steam Deckに対応するほか、追加要素も予定されています。正式版は2027年第1四半期のリリースを予定しており、Steamでの発売日と価格は今後発表されます。

Steamのストアページでは、インターフェースと音声の対応言語は英語のみで、日本語には対応していません。ウィッシュリストへの追加は『Vibe Together』のSteamページから行えます。

『Vibe Together』の配信情報

  • 配信日:近日登場
  • 対応プラットフォーム:PC(Steam), Mac, Linux
  • 開発:The Music Unc
  • パブリッシャー:The Music Unc
  • 日本語対応:なし

その他のスクリーンショットや公式トレーラー

システム要件

最小動作環境

  • OS: Windows 10
  • プロセッサー: 64-bit quad-core, e.g. Intel Core i5-8250U / AMD Ryzen 5 2500U
  • メモリー: 8 GB RAM
  • グラフィック: Intel Iris Xe or AMD Radeon Vega 8 integrated graphics, DirectX 11 support
  • DirectX: Version 11
  • ストレージ: 2 GB の空き容量
  • サウンドカード: Any stereo audio output
  • 追記事項: Online multiplayer, the Community Mixtape and publishing need an internet connection. Local solo sessions work offline.

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