Gatera Studioが開発し、Selecta PlayとAstrolabe Gamesがパブリッシングを手がけるリズムアクション『Antro - アントロ』が6月27日にSteamで配信を開始しました。
リズムとアクション、謎解き、プラットフォーム要素を組み合わせた独特な世界観のインディーゲームです。
地下都市で繰り広げられる抵抗の物語
『Antro - アントロ』の舞台は「大崩壊」後の地下都市「アントロ」です。人類の99％が失われた世界で、生き残った人々は地下での生活を余儀なくされています。旧バルセロナの地下深くに築かれたこの都市は地層のように区切られ、最下層の住民は暗闇に包まれた劣悪な環境で暮らしています。
プレイヤーは配達員のニッキーとなり、「受取人不明の小包を届ける」という使命を通じて、独裁政権「ドーム」に立ち向かう反抗組織「ディスコード」の一員として活動します。
技術寡頭制によって支配されたこの世界では、言論や芸術、音楽が禁じられていますが、地下の奥深くでは抵抗の火が燃え続けています。
音楽が武器となるユニークなゲームプレイ
本作の最大の特徴は、リズムとアクションが融合したゲームプレイシステムです。ヒップホップ、ドリル、R&B、電子音楽といった多様なジャンルの楽曲に合わせて、パルクールアクションや謎解きを行います。
各ステージに合わせて制作されたサウンドトラックは単なるBGMではなく、物語の手がかりや秘密を解き明かすための重要な要素として機能します。
プレイヤーは音律に合わせて路地裏を駆け回り、警報が鳴った際には音楽とともに追手をまきます。リズムゲームの要素が戦闘や移動に直接結びついており、音楽の変化とともに新たな謎や秘密が明らかになる仕組みとなっています。
価格・セール情報・日本語対応
『Antro - アントロ』の通常価格は1,700円ですが、リリース記念セールとして7月5日まで10％オフの1,530円で購入可能です。日本語インターフェースと字幕に完全対応しており、日本のプレイヤーも言語の壁を感じることなくプレイできます。
システム要件
最低動作環境
- OS: Windows 7/8/10
- プロセッサー: Intel Core i7-7700
- メモリー: 8 GB RAM
- グラフィック: GeForce GTX 960
- DirectX: Version 11
- ストレージ: 10 GB の空き容量